ゆっくりと、母になる準備
結婚式が終わったら、いよいよ妊活をスタートする予定。
実は「母になりたい」と思い始めたのは、もう3〜4年前のこと。
でも、自分の仕事の状況やパートナーとのタイミングがなかなか合わず、子どもを持つことをずっと先送りにしてきた。
そして、今の私の年齢は、世間的には「妊娠出産適齢期」と言われるような年齢になってきたんだろうと思う。
もともと私は生理不順やひどい生理痛があって、低容量ピルを長い間飲んでいた。
でも、自然に妊娠を望むなら、自分で生理を起こさなければいけないから、ここ数ヶ月はピルをやめている。
その間、生理が遅れて産婦人科に行ったり、薬で無理やり生理を起こしたり。
薬のせいなのか、ひどい生理痛で寝込むこともあった。
だから、自分が本当に妊娠できるのか、とても不安。
最近、市の子宮頸がん検診にも行ったけど、幸いにも問題はなかったから、それだけは安心。
でも、それ以外にも不安はたくさんある。
例えば、今の私の仕事の状況や夫の仕事の忙しさ、そして私たちが住んでいる場所では家族のサポートが得にくいこともある。
子どもを育てながらの生活を考えると、やっぱりどうしても不安がつきまとう。
だけど、いざという時は誰かに助けてもらうこともできるだろうし、その時はその時で考えようと思う。
とはいえ、親戚の子どもたちを見ていると、子育てが本当に大変だというのはよく分かる。
子どもは愛おしくて可愛いけど、やっぱり現実は厳しい部分も大きい。
とくに、1歳や2歳、3歳の子どもが一斉に泣き始めて、パパママがどうしようもなく困っているのを目の当たりにすると、子育ては理想だけでは乗り越えられないと思う。
私自身も母に大切に育てられてきたけど、大きくなるにつれて自分の価値観や考えが生まれて、母とぶつかることもたくさんあった。
最近ようやく少しずついい関係を築けてきたけど、子育てって本当に長い道のりだと思う。
親子でお互いに嫌いになる瞬間もあれば、心から大切だと感じる瞬間もある。
そんな感情の揺れ動きが、親と子の関係なんだろうと思う。
今は不安の方が大きくなってきているかもしれない。
少し前までは、子どもが欲しいというポジティブな気持ちが強かったけれど、最近は「大丈夫かな?」という不安や心配が勝ってきた気がする。
妊娠や出産が現実味を帯びるにつれて、その不安も強くなっていくのかもしれない。
でも、子育ては完璧を目指すものじゃないと思う。
夫と毎日成長し合っているように、家族が増えたら、みんなで一緒に成長していけばいいんじゃないかと思う。
生きること自体が時に大変だから、子育てもその延長線上にあるだけで、あまり構えすぎる必要はないかもしれない。
私は夫のことが大好きだし、私たち2人の子どもができたら、それだけで幸せなことだと思う。
だから、少しずつ体調を整えながら、10月からは自分たちのペースで妊活を始めていこうと思う。