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日記:れいわ新選組のローテーションに対して思うこと:今の時代に生き抜くために判断するなら

原初的な基準で判断する場面が増えてます



今、どういう時期なのかということを考えるわけです。

ここ数年だめだダメだと言われてきたマスコミが、なかでもNHKが本当に信用できないと思い知ってから私は「誰が発信しているのか」「誰がその行為をやるのか」といったことを大きな判断基準の1つにおいています。

では「誰」がいいのかといえば「弱きを助け強きを挫く」。「当事者の目線に立てる」。「権威主義でない(無自覚な「左派」権威主義も含む)」。
そういった言論や行動の個人や団体さんを信用し、支持しようとしています。
自民党は論外ですが昨年の立憲民主党を支持しないのも、上記に照らしてのことでした。

ある物事を「誰が」「どういう目的で」「語っているのか、やろうとしているのか」。判断する時間と能力は有限で限界があります。事実を正確に知るのは難しく、直感や感覚に頼る部分が大きくあります。だからこれは本当に原初的な生き残り術だとも思っています。

もうちょっと政治や法、行政などの社会システムが機能していればいいのですが。。。

もちろん、システムがきちんと機能している時でも、システムおまかせの自動判断では良くないと思う。複雑な世界に対しシステムは融通の効かない機械的なものであり、人々の道徳や良心があってこそ機能するものだと思います。

そして今は殊更に、システム頼りではなく自分で判断しなければいけない時期なのではと思っています。

政権与党の憲法違反が行われている時代であり、権力者による明らかな詐欺や犯罪や賄賂が横行して法に問われていない時代です。社会システムが機能不全のときにシステムに判断を丸投げでは人が壊れると思います。

教条的に否定したくないローテーション制


れいわ新選組のローテーションが議論を呼んでいます。議論はいいことです。
そして私は、前段のような意味で、教条的に否定するのは社会の芽を潰すような行為だと感じます。

それはれいわ新選組が山本太郎さん自身がリスクを取って始めた党だからであり(この点で安全な立場からものを言う方々と同列にはできなくなる。もちろん体をはって活動する人がしない人よりも「エラい」などとは思っていません。判断材料になるだけです)、一貫して「弱者」、マイノリティの立場に立った主張と行動をしているからです。(ちなみに私は「多様性」は本当に社会の力であると考えるのですが、それはまた別のお話)
憲法に寄せていえば、れいわの行動は憲法の精神を教条的に安全な立場から叫んでいるのではなく、具現化しようよと呼びかけながら走っていると見えます。その信頼を積み重ねてきたれいわ新選組だから賛成します。

私は昨年の参議院選でれいわ新選組に投票しましたが、その際に党名を書くのか誰か一人を書くのか、とても迷いました。どの方にも等しく国会議員になってほしく、選ぶのは心苦しかったのです。それでも個人名を書いた理由は、この誰か一人を選んだという情報が、れいわにとって意味あるものになるかもしれないという、そういう気持ちからです。

そして今回ローテーション制をとるにあたって、れいわ比例票の7割が党名だという。5名の候補者の得票数と水道橋博士の得票数が同じ規模だという。


そういった状況ならば、ローテーション制に賛成します。党を支持する人たちの気持ちを最大限の掬い上げる方法だと考えます。

それが卑怯なやり口なのか、真に民意を汲み上げたものなのかくらい判断しようよ


れいわはまだまだ弱小政党です。それでも国政に存在感を出そうと思うのなら、議員数増は必要なことの一つです。議員数増が実現するとき、国会の経験のある候補者が一人でも多くいる方が、その時により有意な働きもしてもらえるとも思います。

批判の中には、ローテーションというやり方が悪用されることもあるという意見もあります。これには私は「国民はそのレベルに応じた政府しか持てない」という言葉を思い起こします。

その「奇策」が単なるポピュリズムなのか、それとも市民のための政治として考え抜かれたものなのか、それくらい判断しようよ、と思うわけです。権力やお金のある党が、確信犯で、著名人を集めてローテーションするなら、もしくは明らかに倫理観に欠けた人物にすげかえるなら、それには気づこうよ、すぐに忘れずに行動を起こそうよ、と思います。

ローテーション制に対して憲法の精神を持ち出して本気で憂いているような方なら、卑怯なやり口はそもそも支持しないでしょうし、そうでない方々が「浅はかにも」支持してしまうなら、それはもはやローテーション制云々の問題ではなく、政治や社会への意識の低さといったもっと大きな別の問題です。そして先に述べたように、憲法違反や法律違反が堂々と行われている現状では、そちらから語られるべき問題です。

ローテーションは、今この危機的時代に、このれいわ新選組だから賛成します。そうやって判断していかなくてはいけない場面が多い「今」だと思っています。
もちろん私がいつまでもれいわ新選組を支持するかは分かりません。

おまけ:ジャーナリスト鮫島さんの記事リンク

※私の思っていることとまた違いますが、こちらの記事は参考になりましたー!
ジャーナリスト鮫島さんの記事。

タイトル画像はれいわ新選組のよだかれんさんです。
おやすみなさい。

(日記:2023年1月22日)


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