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年間休日は絶対に妥協してはいけない

こんにちは、ミーケです。
春ですね🌸
就活してると、求人票に『年間休日●●日』と書かれてますよね。
もちろん休みが多いに越したことはないですが、
いったい何日くらいが平均で妥当なんでしょう?
今回は『年間休日は絶対に妥協してはいけない』話をしたいと思います。
お馴染みの長文シリーズ、長いですよ~www

最低ラインは105日

まず、計算しやすいので最低ラインの話からします。
この105日という数字は何で決まってるかというと、
労働基準法で1日8時間、週40時間と定められています。
つまりそれを元に年で計算すると、105日となります。
一応計算式は、

365日-52週/年×40時間÷8時間/日=105日

この105日というのは1週間で2日休みが取れる。
つまり実質"土日"だけで、祝日はないも同然。
"長期休暇はない"に等しい。
"祝日出勤"も強いられるというのと同義。
特に105日以下って見かけたら、
はっきり言って"論外"だと思った方が良くて、
間違いなくブラックだと思った方がいい。
祝日に駆り出されて、そうしないと会社が回らない。
人件費をケチって、今いる社員で回して維持している。
この手の会社には他の問題があると思った方が良い。
10X日って時点で、ゴミ求人だなって認識で良いと思う。
(※↑個人的な意見です)

平均は116日、ホワイトは125日以上

日本の祝日の数は計16日あります。
ここで、先程の土日105日+祝16日=121日。
これでようやくカレンダー通りの休みに近付きます。
まともなホワイト企業なら125日以上。
さらにここに何日か休暇がプラスされるイメージだ。
実際は祝日と組み合わさって、お盆休み+年末年始がある。
で、日本全国の会社を平均すると、116日(令和3年のデータ)になるそうだ。
ホワイト125日と平均116日には10日程度の差がある。
これは同じ会社に3年務めた場合、1か月丸々休みがあるのと同じである。
仮に給料が良かったとしても休みが少ないと、
結局、労働時間が増えて時給は下がるので大して高くない場合もある。
額次第だが、損に感じるなら、
116日も止めた方が良いだろう。

注意すべき事

特に、120日(キリ番)の場合注意が必要で、
「カレンダー通りちゃんと休みがありますよ」と釣り目的で、
あえて120日ピッタリに設定している可能性もあって、
実際は研修期間の時だけだとか、特定の役職だけだとか、
難癖付けて休みをくれなかったり、少ない場合もある。
これは面接の時にしっかりと確認した方が良い。
同じように110日なんてのも怪しい。
109と110の数字の響きが違うだけで設定してる可能性もある。
105日ピッタリなんて怪しさMAXであるwww
労働基準法守ってますよアピール・・・これが一番怪しい!
122日とかだったら信憑性は高いと思う。
これは残業時間を20hに設定してるのと似ている。
今回は残業の話は保留で、いつかしようかと。

年間休日が多い職種、少ない職種

まず、トップ5は

①②情報通信業、学術研究、専門・技術サービス業(118.8日)
③金融業、保険業(118.4日)
④電気・ガス・熱供給・水道業(116.8日)
⑤教育、学習支援業(112.7日)

研究職や技術職が多いそうだ。
比較的、工場とかはカレンダー通りに休みがあって、
休日の間に平日がある場合、休みに設定されてたりします。
ただ夜勤があるかどうかは要注意である。

次にワースト5

①宿泊業・飲食サービス業(97.1日)
②運輸業・郵便業(100.3日)
③鉱業・採石業・砂利採取業(103.8日)
④建設業(104.0日)
⑤生活関連サービス業,娯楽業(104.6日)

やはりブラック御三家(飲食・小売・介護)がノミネートされてるだけあって、いっちゃん年間休日が少ないようだ。
スーパーなんて正月以外開いてるし、コンビニなんて年中無休。
あ、パチンコもか・・・・。
人が休んでる時に開いているのはありがたいが、
そういう人がいて生活が支えられてるのは、何とも言えない気持ちである。
傾向として、比較的客単価が安い事業形態が多い感じだ。

じゃあ、飲食店やスーパーは断固受けない方が良いとは一概に言えなくて、
何かしら好条件を提示して募集してる店もあるので、
正直何とも言えない。
ちゃんと1か月の長期休暇を確保してるインド料理屋の話もあった。
日本人オーナーの店でも、店員を帰国できるよう配慮してるそうだ。

ここまで職種別には書いてきたが、
年間休日の少ない求人を、職種で選ぶってよりは
自分のスキルや適性・やりたい仕事に応じて、職種を絞って、
仕事を探していくのが通常の仕事の探し方
だと思うので、
インド料理屋で働きたいなら、
先程の好条件のお店を探し当てるって考え方の方が正攻法だと思う。

年間休日105日以下の現実

ちなみに私は副業でイベント会社に単発で勤めているが、
この業界の正社員の平均年間休日は90日台である。
ホワイト会社との差は約1ヵ月。
比較すると、年間労働日数は8カ月と9カ月。
この理屈で考えたら実際は明細の給料より安い上に、
1ヵ月余分に働いてるのと同じである。

求人表でちゃんと労働時間で時給を計算した方が良い。
下手するとアルバイトの方が高かったりする。
この現象がイベント業では割と起きている。
言い方は悪いが、知らない方がバカを見るのだ。
正直、アルバイトで入って自分で案件を選べるからマシで(美味しい時もあって)
社員なんてマジでやってられない。
私も誘いはあったが、断っている。

とまぁ書いてきたが、
自分は仕事が生きがいだし、
別に休むよりずっと仕事していたい、
スキル修得の為に休みが少なくても構わないという人は参考にならないかもですね。
どうぞ会社の為に貢献して下さい。
仕事も大事だけどプライベートを優先したい、
家族と過ごす時間や、趣味の時間をなるだけ確保したいという人に向けた話ですね。

というか『年間休日』でこの記事に辿り着いた時点で、休みたいんだよ〜!って思ってる方が読んでると思いますがwww

人生は自分の命の時間を切り売りしてお金に換えている。
これなら時間を使ってもいいかな、これはちょっと割に合わないかな、
と判断してますよね、どんな人でも。
その基準を明確にした方が良いと思ってる所存です。
という事で『年間休日』の話でした。
一人でも多くの人が充実した人生を!

おまけ『超絶ブラック!?印刷工場の闇』

以前、印刷工場に勤めていたこともあったが、
ここも(土曜出勤があった為)休みが少なく、
うろ覚えだが100日は切っていたと思う。
しかも2週毎に日勤夜勤の繰り返しである。
さらに、夜勤からの朝勤(6-9時の間)の残業代はゼロという実質サビ残というブラックっぷりwww
この話も興味がある方がいれば、また書こうと思うが・・・。
工場勤務といえど休みが少ない場合もあるので注意が必要だ。
とにかく面接時にしっかり確認しておく事が重要だ。
私も当時は就活を焦っていて、疎かにした為しっぺ返しを食らっている。
入社した後で嘘を付かれる場合もあるので、難しい所ではあるが…。
ほんと就活は大変だ。

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