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2024年創作大賞 恋愛小説部門受賞作品を読んでみた

2024年創作大賞恋愛小説部門受賞作

「大阪城は五センチ」

を読んでみました。

本作品はあらすじにもあるように、女性用風俗を利用している女性の話。

1000万円の貯金が心のよりどころで、

実家は兄夫婦により改築され、自身も家購入を勧められている。

セラピストとの関係性や、今後の人生についてなどが語られていく。


読んでみて、タイトルのネーミングセンスが素敵だと思った。

最初に「大阪城」のエピソード、

そして終盤で「5センチ」という言葉が出てきて

タイトルにピーンとつながった。

意味が分かったとき「おぉ!」と唸った。

私もこういうネーミングセンスがほしいな🥲

タイトルってほんとに大事だな、と感じた。


また、主人公が自分の人生を生きていく姿が描かれており

なんだか元気をもらえた。

恋愛小説だけど、人生小説みたいな感じもして

読んでいて飽きなかった。

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