日本共産党とマスク④

「すげえ…」と思いながら活動を仰ぎ見てた同世代の党員さんが、後遺症で人生滅茶苦茶にされて、それでもなんとか立ち上がろうともがき苦しんでらっしゃるのを見ました。気分悪くなるほど心配して、でもなんにもできなくて。
だいじなお友達でもあった議員さん(まだ50代)が、発症の前日まで元気に活動してはったのにあっというまに重症化して亡くなられてしまい、楽しみにしてもらっていたのに渡せなくなった手製のクリスマスカードをみつめて呆然としています、という、同じ猫好き共産党推しの仲間のツイートも見た。かける言葉もみつからず、胸が破れそうな気がした。

その市議さんが亡くなって、まだ、一ヶ月、経ってないです。
彼女のツイートからはときどき、まだ胸の傷口はざっくり開いたままで、血の涙がとまってなんかいないのを感じます。

仲間にこんな思いさせて。
それでも「大義名分」のほうが大事だって言うなら、ほんとにほんとに、もう推せない。勘弁して。

前述のさいとう和子さんと同じく衆院選(こちらは比例東京ブロック)に出馬されてて、そのときから「毎週末、医療相談とか食糧支援してはる…ウイークデーは病院でフル勤務したうえでか…働きすぎやぞ、すごすぎるぞ」とはらはら応援してた谷川智行さんのツイートからも、文面はいつも穏やかだけど、毎日悲鳴のようなアラート(愚にもつかないどころかレイシズムをあおるだけのなんちゃらアラートとは大違いの真剣なそれ)がびんびん響いてくるのに。

ねえそのノーマスク行動、谷川さんの目の前でもやれますか? って、訊いてみたい。やれます? やれないでしょ?


「党員も赤旗読者も、既に党員さんたちが限界超えて頑張ってて増えないんですよ!? 党外の人間がゆるく参加できるようにして、裾野広げるほうがなんぼか現実的でしょ!?」
「もー、日本共産党も、結局は日本社会の縮図なんかいさ。この男社会め!」
そんなふうに、これまでだって日本共産党に腹を立ててきたし。
だから、これが初めてでもなんでもないけれど。

こんなに、こんなに怒ってるのは初めてかもしれない。
「中央」が———志位さんや山添さんや穀田さんや、とにかく「中央」にカウントされるような議員さんたちが主導して、「マスクはちゃんとしなさい。なによりいのちと、我々は訴えているんだから」と、きちんと周知徹底してくれたら、いっぺんに解決することなのに、って。

自主独立?
地域の自主性?

…知ってるよ、そういう組織らしいってことは。

だけど、これは「いのち」の問題じゃないのか。なによりだいじな。
頼むよ。日本共産党。