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日本の食料自給率は、過去最低を記録したけど、私の身の周りは自給率アップしていると感じている話。

先日、2020年度の食料自給率(日本・カロリーベース)が過去最低を記録したことをネットニュースで見た。

そこからコチラに飛んで

↓ ↓ ↓

「あぁ、意外にも1ポイントの低下で済んだのか」

と、思った半面

「いや、待てよ?日本全体では下がっているもの、私の身の周りではどんどん増えているな。」

と、思った。

あくまでも体感でしかないが、話題の「流行り病」が世の中の話題を席巻してから、家庭菜園を楽しんだり、農業体験に行く友人が増えた。

また、生活の糧を稼ぐべく、これまで慣れた仕事を離れざるを得なかったという話も耳にする。

それぞれの置かれた状況は異なるが、改めて食の大切さ自然の中で生活することの良さを感じた人も少なくないのだろう。

さて、私たちが活動する北海道・空知地方を中心とした「空知の給食を考える会」は、北海道の米どころだ。

元々、北海道においてはコメは主食ではなく、交易を通じて入手する貴重品であったと聞く。

北海道の先住民族アイヌは、狩猟採集民という人もあるが、丸木舟(板綴り船・イタオマチㇷ゚)で海を渡り、各地の品を得て生活をしていた交易の民でもあった。

豊かな恵みをもたらすヤウンモシリ(またはアイヌモシリ。現:北海道)では、厳寒の冬を2度も3度も越せるほどの保存食が蓄えられていたとも。

ゆとりある食糧倉庫「ㇷ゚」(=アイヌの高床倉庫)の存在は、北の大地で暮らす人間たちの精神的な支えともなり、航海は2年にも及ぶことがあった。

そして、インターネットの無い時代、人々にとっての一番の「お土産」は、海外からの物珍しい舶来品!

ではなく…

土産話」~^^

まさに、口伝によって歴史を紡いできたアイヌの人々らしいエピソードです。

さて、話を戻して

我が空知地方の顔ともいえるコメ!

今、米価が下落する一方だとか。

あんなに苦労して育てたコメが、安価に買われてしまうなんて。

コロコロ騒動で外食産業の需要が減ったとしても、なんとかできないものか。

そんな国内状況でも、ミニマムアクセス米は買わにゃならんのか?

敗戦国だから、しょうがないのか?

私たちにできることは少ないが、「公共事業」とも言える学校給食における「消費者」の意識変化をもたらすこと。

かなり微々たるものだが、生産者第一の世の中めざして

生産地に住む者として、やっていくしかない。

今週は、役員で事務作業・今後のイベント準備など◎

給食に関する意識調査や上映会をおこないます~。


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