気持ちを閉じ込めると、どうなるか【100日継続企画/6日目/なんか知らんnote】
私たちは赤ちゃんや幼少の頃に、「願ったものが何でも叶うわけではない」というショックを受けることがあります。
赤ちゃんの時に、泣いて訴えても養育者に反応してもらえなかったり、
こどもの頃に、楽しみにしていた約束をおとなからスルーされてしまったり、
いろんなことがあります。
そのショックや悲しみが大きかったために、私たちは子どもの頃、いろんな工夫をするのです。
●ショックを感じないように敢えて気を逸らす
●もう信頼ならないと心を閉ざす
●欲しいものや望みを言わなくなる、心に持たなくなる
などなど。
あまりに辛いので、その辛さを回避するためにだいたい抑圧したり麻痺させたりします。
時には、爆発してしまう癖がついてしまった人もいるでしょう。
幼い時の自分の反応が、似たような出来事をトリガーにして呼び覚まされるため、
その反応の発端の出来事を覚えていなくても、なんだかよくわからない深いところから沸いてくる嫌な感情にハマってしまうのです。
その正体は、小さい頃にフタをした自分の気持ちです。
こんな感情がクリアにならずにノイズとして残っているよ、と、自分の内側が反応して教えてくれるのです。
目の前の人や出来事にいちいち反応して対処しても、現象は何も変わりません。
自分がずっと同じレンズで世の中をみて、同じ反応を出力していれば、見える景色は変わらないのです。
気持ちを閉じ込めると、その気持ちに気づかせるための出来事があらわれます。
本来、楽にスムーズに生きて良いのに、ノイズがあると歪んだ世界の中で歪んだまま、頑張って生きなければなりません。
気持ちを閉じ込めてわからなくなったノイズを減らして楽に生きていくためには、自分の中に発生するノイズ(ネガティブな感じ感覚やきもち)に気づいてあげることです。
気づいて、ただそうさせてあげること。
ここで自分を責めたりしたら、また再度、自分自身で自分を抑圧して麻痺させるように自分を追い込んで、自分で自分を心地悪くさせてしまいます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?