『足育』って必要?靴選び編
みなさんは「足育」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この主に2点を小さい頃からおこない、足の機能を守り育てることです。
足は体を支える大切な土台。そして、小さい子どもたちの足はまだまだ未発達なので、足の成長を促すために「足育」はとても大切です。
とくに足の基本骨格構造が構成される10歳頃までは、足骨格全体のバランスが崩れやすくデリケートな時期。
子どもは自分から足のケアをしてほしい、正しい靴の選び方は~なんてもちろん言い出しませんから(笑)
パパママみんなに上の2点を意識してやってあげてほしいです。
でも、現状はまだまだパパママ達に重要さがあまり知られていないのが現状です。1人でも多くのパパママに伝え、そして実践してもらうために、日々発信しています。
今回は足育における「靴」に関して書いていきます。
足に合わない靴を履くと・・・
大人は靴や服を買っても来年の同じ時期に履くことが可能ですが、子どもはそうはいきません。子どもは当然1年で体も足も大きくなるので、今買った靴や服は来年履いたり、着たりすることはできません。
だから「どうせ大きくなるからちょっと大きめの靴を買う」ということは結構あると思います。それは服ではいいですが、靴は絶対におすすめできません。
また、最初は合っている靴でも成長し足が大きくなっているのに、
新しい靴を買わずに徐々に合わなくなってくるパターンもあります。
そのように、合っていない靴の具体的な影響をまとめてみました。
1.発育に悪影響を与える
正しい成長の妨げ
骨や筋肉の正常な発育を妨げる可能性があります。足が大きくなっているのに小さい靴を履くと無意識に指を曲げて、靴に合わせようとしてしまいます。
また大きい靴の場合は、靴の中で足が動いてしまいます。そうすると、ふくらはぎや脛の筋肉を無駄に使ってしまい、疲れやすくなったり長く遊べないので、運動が嫌いになる原因になったりもします。
変形のリスク
小さすぎる靴や狭い靴は、足の指や足全体の形を変形させることがあります。例えば、外反母趾や内反小趾(小指が内側に寄る)などの足の変形が進行する可能性があります。
2. 歩行や姿勢の問題
歩行の不安定さ
足に合わない靴は、歩行時にバランスを崩しやすくなります。靴が足にフィットしていないと、歩行が不安定になり、転倒のリスクが増します。
姿勢の悪化
足の形や歩行が不自然になると、姿勢に悪影響を与え、長期的には腰や膝、背中に負担をかけることがあります。
3. 心理的な影響
自信の低下
足に合わない靴を履くことで、歩きづらさや痛みを感じると、子どもは自信を失うことがあります。特に運動や遊びが制限されると、子どもが楽しさや活動への意欲を失うこともあります。
不快感の増加
靴が不快だと、長時間履いていることが苦痛になることがあります。これにより、靴を履くこと自体に対する抵抗感が生まれることもあります。
4. 将来的な健康問題のリスク
関節や筋肉への影響
足に合わない靴を長期間履き続けると、足の関節や筋肉に異常な負荷がかかり、将来的に関節痛や筋肉痛などの問題が発生する可能性があります。
慢性的な痛みや不調
慢性的な痛みや不調が現れることがあります。子どもが成長してからも影響が続くことがあります。
子どもに合った靴を選ぶことは、足の健康だけでなく、全体的な健康や幸福感にも大きな影響を与えます。適切な靴選びを心がけ、定期的に足のサイズや形を確認する必要があります。
次回は、「足のケアの必要性」についてお話します。お楽しみに!
おわり
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