たまご
早いものでもう11月も終わろうとしています。
今年も残すところ、あと1ヶ月とちょっとですね。2022年が終わらないうちに、「たまごってかわいいしすごくない?」というお話をさせてください。(今なの?タイミング、今なの?)
もしまだ、たまごのこと知らないよ〜って方は、名前だけでも覚えて帰ってください。
そしてぜひこの機会に手にとってみてください。
スーパーはもちろんコンビニでも買えます。
すごくないですか?あんなににかわいいのに予約なしで全国のコンビニで24時間いつでも買えるんですよ。
卵、玉子、たまご、LOVEたまご色。
わたしは3才くらいときには「たまごやばいっぽい」と気づいていたように思います。
前回のnoteでも触れさせていただいたのですが(これからも触れていくことになるでしょうが)わたしの母はたいへんにズボラです。
どのくらいズボラかと言うと、夜自分の部屋から、ひとつ隣の部屋にいるわたしを大きな声で呼び出し、何事?!と思い母の部屋へ行くと、布団の中から腕が一本伸びていて「電気消しといて」と言ってくるほどのズボラです。
誰から教わったか、はたまた独学か知りませんがマクドナルドのハンバーガーを大量に購入して冷凍し、朝食としてチンしたハンバーガーを出してくるほどズボラです。(それは果たしてズボラと言うのか)
そのズボラ加減は当然料理にも現れます。知らない素材で見たことない料理を作るのです。
料理を作るだけ、ズボラとはいえないかも知れませんが、子供のころのわたしはどうしたら夜ご飯をパスできるかということばかり考えているアンチ晩ご飯野郎だったのです。(パスなどできた試しはない)
しかし、そんな夕食の時間でも、少なからず光が見える瞬間があったのです。光の先には、もちろんたまご。
きゅうりやキクラゲは箸先で弾き飛ばし、父の椀の上へ。埋もれているたまごだけを食べ、ごはんをかきこんで夕食を済ませていました。
たまごは夕食の時間、わたしの救世主だったのです。
大人になり、親元を離れた今でも、たまごへの愛にはひびひとつ入っていません。
たまご様のすばらしさを、今更説明するまでもないとは思いますが、たまごビギナーの方や、反たまご勢力の方々にも今一度たまご様の偉大さを知ってもらいたいのです。
皆さま、もうたまごのことを頭に思い浮かべてくださいましたか?
たまごってね。たまごってね。
生でも、焼いても、煮ても、茹でても、揚げても、温泉に入れても...。
おいしいんですよ!!!!
そんなことがあっていいのかよ!!
すごくないですか?どんな売れっ子のスーパーモデルだって、「これはちょっと」って感じの衣装があるはずです。
ですが、たまご様にはそんなものございません。
🥚「茹でたいの?へえ。茹でたら?」
🥚「こんがり焼きたい?あそう。好きに焼いたら?」
🥚「生でごはんにかけたい?ふーん。まあ未来はキミしだいだよね」
こんな具合です。
そんな高貴な食材って他にあります?
しかも!安くて、どこでも買えて、丸くて白くてかわいいんですよ!!!
蟹?蟹ってダース入りで200円で買えます?
フカヒレ?ローソンで24時間お買い求め可能ですか???
静かにしてください。たまご様がなにかおっしゃいますから。
たまご様が「続けて」とおっしゃっています。
すごくないですか?たまご。
焼いて、醤油をたらせば、もうそこは楽園、立派なごちそうです。どうして母はただ焼いたたまごに醤油をかけたものを夕飯に出してくれなかったのでしょうか。(朝食にも出ない、出るのはふやけたハンバーガー)
ゆで卵にすれば、おやつにもなるし、腹持ちがなぜかいい。
たまごかけご飯にすれば時短により、たまご様が我々に時間を与えて下さるのです。
🥚「ちょっと寝坊した?バスに間に合わないかも?へえ。じゃ割りなよ。割ってそのままご飯にかけて食べればいいじゃん?そうそう、折りたたみの傘はちゃんともった?午後から雨って予報だったよ。夜は冷えるしもう扇風機持ち歩かなくていいんじゃない?」
そこまでがんばらなくてもええねんで?!(スマイレージ)となっちゃいます。
たまごのCM見たことないんですけど、いつやってるんですか?
「クイック朝食!割るだけ簡単、栄養満点!ぼくたちはいつでもキミの強い味方!」
いつか観た「テレビ千鳥」の「最高の目玉焼きを作りたいんじゃ!」の放送。
これがめちゃくちゃいい企画だったんです。
30分の尺の中で、最高の目玉焼きを求めて、ただひたむきにたまごを焼き続けるのです。見たこともない、聞いたこともないような高級なたまごを使って。
そんな番組観たものですから、放送後すぐに目玉焼きを作りました。
🥚「ああ。テレビでやってたみたいだね。焼きなよ。あ、千鳥ってどんな鳥?たまご産むの?」
目玉焼きもさることながら、スクランブルエッグもすごくないですか。フライパンにたまごを流し込んでぐるぐるするだけで完成するんですよ。神聖なる力が介入しているとしか思えなくないですか?
スクランブルエッグもすごいけど、オムレツもすごい。
ホテルの朝食ビュッフェで、ズラッと並ぶたまごと小さいフライパンの前に立つシェフを遠くから見つけただけで、ギンギンに目が覚めたこと。きっと皆さまも一度はご経験されているんじゃありませんか?
「えっ?チーズも入れられるんですか!」「トマトソースをかけられるんですか?!」という風にびっくりしたこともあるんじゃないでしょうか。
ホントはあと15回並びたいんですけど、、、シェフ引くかな?って気にして、せいぜい2回しか並ばない。みたいなことありませんか?
🥚「うん、気にせずに好きなだけ並べばいいじゃん?シェフもたまごも喜ぶよ?」
本題である目玉焼きの話に戻ります。
目玉焼きってその日の気分とかお腹の空き具合で焼き加減を調整できるってのもひとつのポイントだと思うのです。
基本的にわたしはリャンメンこんがりパリパリの目玉焼きが好きです。
作り方を紹介します。
まずはよく温めたフライパンに、たっぷりと油を注ぎいれ、程良く熱くなったらそこにたまごを割り入れます。(おすすめは2個)
火加減にもよりますが、1分も焼けば白身が固まってきて、たまごのふちがこんがりとしてきます。油がバチバチに飛んできますのでお気をつけて。
そしたら、菜箸の先を黄身に突き刺し白身と黄身をいい具合に混ぜます。
焼き目がついたら、ひっくり返して、反対も同じような焼き色になるまで焼きます。
この作り方で焼くと、どこを食べても白身と黄身っていうサラダ的いいね!の目玉焼きができあがります。
このリャンメンこんがりパリパリ目玉焼きに、醤油とマヨネーズをかけたものを白いご飯の上にズドン。
もう書いてるだけでお腹空いてくるんですけど、うける。
このリャンメンこんがりパリパリ目玉焼きがふたつあれば、他になにもいりません。
それだけでごはんいっぱい食べられて満足して眠ることができます。(一杯なの?いっぱいなの?)
それでも、心はうつろいやすいもので、時には王道の目玉焼きが食べたくなる時がやってくるのです。
黄身は半熟のとろとろで、白身は半透明でぷるぷる。
黄身を割ってしまわないよう、慎重に皿へ移し、醤油をかけた白身から少しずついただく。
そして最後に残った黄身を白いご飯の上に乗せて、あとは「ありがとう」といって普段の気持ちを伝えるだけです。
目玉焼きになにをかけるのか論争がありますが、わたしは断固醤油マヨ派です。
LOVE醤油マヨ色です。
みなさまはなにをかける派でしょうか。
それではこの辺でたまご謎かけでも言って終わりたいと思います。
たまごとかけまして、ロックフェスと解きます。
その心は。
どちらもトリが、大事でしょう。
それではまた次のnoteでお会いしましょう。
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