父を想う 10*10*10
10月10日は感謝と追悼の日。
6年前のこの日 息子が10歳の時に
父が肉体を離れました。
9年前に
定期健診でひっかかり
詳しい検査の結果
肝臓がんで余命宣告。
電話で報告を受けて
固まりました。
母と私で
体に良さそうなものを、と
腸にアプローチする健康ドリンク
マイタケエキスの錠剤
海藻のミネラルたっぷりの錠剤など
健康サプリを導入し
テルミー温熱療法をできるだけ毎日かけました
結果、
余命3か月→2年10か月
共存しました。
闘病生活 という形でスタートしてから
少し薬疹が出たり
口腔内が痛んだりもありましたが
ひどい副作用なく過ごし
がんなの?というくらい活動的に過ごしていました
腹水がたまり始めるまでは
ギリシャ、ペルー、オランダ、中国、
外国へも積極的に行っていました。
夏になると軽井沢に一人で3週間くらいこもり、
穏やかに過ごしていました。
山荘にいる時だけは
普段決して台所に立たない父が
台所仕事をしていました
当時幼かった息子に
魚のさばき方を披露したり
山仲間に習った特製スープを
作ってくれたり、
息子のリクエストで
ステーキを焼いてくれたり^^
自分の好きなものを 好きなように買い、
作り、というのも 楽しかったようです
父は7歳の頃 父親を亡くしているので
母親が女手一つで 団子三兄弟を育てました
暮らしは決して豊かではなかったので、
就職して少しずつお金が自由になるようになり、
初めてたばこを吸ったり
外国旅行をしたり 美味しいものを食べに行ったり、
やってみたいことを
一個ずつ実現していったようです
子煩悩で良くかまってもらいました
海や山 外国
色々な体験をプレゼントしてくれました
私の野生児のルーツ(笑)
今年の10*10*10は
どんな風に過ごそう
実家に帰省して母と語らう時間を作るか、
父が大好きだった軽井沢で過ごすか。
じじたん(父)は こっちにしたら~
と 軽井沢の方の話を進めてくれました
軽井沢の山荘
孫たちが都会ではできない
自然体験ができる場を、と祖母が
のこしてくれたありがたい場所です
今回、お山つながりの
自然体で過ごせる仲間さんたちと
行ってくることができました
大勢で集まって
にぎやかにするのが大好きだった父
山荘でもにぎやかに笑い声が響く時間を
喜んでくれているようでした^^
ご参加くださった仲間さんから
たくさん 笑顔のギフトをいただきました^^
感謝でいっぱい
翌日
小浅間ハイクの予定でしたが、
雨で足元が悪そうだったので
信濃路自然歩道のハイキングに変更しました。
途中 龍返しの滝を見て
気持ちよい 樹林帯をてくてく
ふと父を感じて
涙が出たり
味わい深く歩いてきました。
山を愛していた父
色々登っていたけれど
どこに登っていたのかな。
テント背負ってとか、
沢登りもしたり
本格的に登っていたので
全部は無理かもだけど、
私も一個ずつ 父が登った山に行ってみたいと
思うようになりました
こちらは 浅間山^^
大人になってから
父と一緒に山に登りたかったな、
なんて思いますが、
きっとこれが
お山に出会うベストタイミングだったと
思うことにします^^
お山につなげてくれてありがとう
素敵なお山仲間につなげてくれて
ありがとう
色々ギフトに感じています
見えない存在 ご先祖様
ほんと 色々サポートしてくれていると
日々感謝です
じじたん 大好きだよー
今後も温かく見守ってね^^