祇園祭「後祭」山鉾立て、曳き初め
こんばんは。
祇園祭「前祭 山鉾巡行」が終わった2日後、「後祭」の山鉾建てが始まり、21日から23日まで宵山です。(屋台などは出ないので静かで幻想的な感じ)
ちなみに前祭の山鉾は23基が巡行、後祭は11基が7月24日に巡行します。
後祭は昨年から、「鷹山」が196年ぶりに復活したので11基になり、後祭も見どころが増えました♪
というわけで、私もちょっとだけ見に行ってきました!
まずは、巡行ではくじ取らず、後祭の最後をつとめる「大船鉾」
私が見に行ったこの日は、ちょうど曳き初めで、鉾のバランスや車輪の動きを確認するため、ためし曳きをする時でした!
車輪が動くたびに軋む音、「よーいよーい!」という掛け声とともに山鉾を曳く人…車輪の動きやバランスを見る人…たくさんの人の力で鉾が動く姿は圧巻!
お次は南観音山。
こちらも保存会の皆さまが朝早くから建てていらしたのでしょう。
ほぼ完成してました!
あとは懸想品を提げたり水引やお囃子の飾りなどの飾り付けや準備をなさるのでしょう。
どの山鉾も同じですが、代々引き継いできた建て方の技法や懸装品の掛け方を、毎年、新たに加わる新しい世代に伝えながら完成させていく様子に、
これもまた、伝統文化の1つだなーと感動してしまいました。
上の写真は同じく南観音山の懸装品の展示。
今年の巡行で懸けるものかはわかりませんが(懸装品は新調することもあるので)、
巡行で懸ける懸装品や御神体が間近で見られるのは宵山期間だけです。
保存会さんによっては有料で公開していたり、無料で公開していたりと様々ですが、見応えあります。
お次は、北観音山。
こちらもほぼ完成。南観音山同様、懸装品をかけたりお囃子の設置と巡行当日に御神体を乗せる感じでした。
そしてそして!
去年196年ぶりに復活した「鷹山」
こちらは懸装品もかけられていて、あとはお囃子の設置や細かな装飾を飾りつけるだけな感じでした。
去年復活ということで、全体的に新しい✨
鉾の横を通るときに、ほのかに木の香りがしました♪
懸装品も美しい。
間近で見ると、西陣織らしい立体の細やかな縫製に見惚れてしまいました。
そして注目!
鷹山の真松部分。
雉が宿り木におります♪
スマホで拡大なので、少々荒めです( ;∀;)
今回初めて、網隠し(真松のすぐ下から屋根にかけてかける三角帽子みたいなもの)をつけるところを見ました。
こんなふうにつけるんだ〜!と✨
また、宵山の期間にも行きたいと思ってるので、また続きを書きたいと思います。
今回はこのへんで。
最後まで読んでいただき、お付き合いくださいまして、ありがとうございます😊
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