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「火星の人」

ちょうど2年ぐらい前に「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を読んでめちゃくちゃ面白かったので同じ著者の「火星の人」も読んでみたいなーと思っていて、今になって思い出して読みました。


思い出したきっかけ

思い出したきっかけはNHKのドラマ「宙わたる教室」。
劇中で「火星の人」を話題にしていたので思い出しました。
このドラマでも「火星を作る!」と言う話でしたので、この本を読んでドラマで何を言っているのか多少は理解しながら見ることができました。

ログは大事

火星に人間が探査に行っているとして、火星の自然トラブルで探査メンバーであるひとりの植物学者が火星に取り残されるってお話です。
火星って、実際には今はキュリオシティと言うローバーが探査を行なってはいるものの、もちろん誰も踏み込んだことの無いところです。

結局その植物学者は、火星で負傷しながらも生きている!ってところから物語が進むみます。
基地の外、火星自体には空気も水も食料も娯楽もないわけで、助かる保証もないし、いつまでここにいないといけないんだー
ひとりでどうやって生きていくのか?と言うことが主人公のログ(日誌)に記すことを中心に、現在わかっている科学的な説明を交えて書かれています。
ぼくも難しくてわからないことは飛ばし読みしました。

と言っても火星にログが残されても誰も見ないかもしれないことからか、明るく、コミカルに愚痴を交えて記されているので読みやすく、それでもポジティブな様に気持ちが入っていけました。

ジャガイモ

個人的に楽しかったのが、火星基地内で種芋があったのでジャガイモを作ると言うところ。
電気、水、そしてジャガイモに必要な土を作るところは参考になりました。

この日本でだってその土地で採れた種や苗を遠く離れた土地に持って行って植えても育てるのはうまくいかないと言うのはなんとなくですがわかるような気がしました。
やはり、土地土地で特有の作物がなるってそうなんだろうな・・・・


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sorairo555
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