![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160521089/rectangle_large_type_2_3a5c391653ca0e95f44c7907544f5a0c.jpeg?width=1200)
朝読書の時間はどうしてる??
ディスレクシアで本が苦手な中学2年生(うちのむすこ)。
100~200文字程度のものでしたらなんとか頑張って読めるようにはなってきたようですが、それ以上ゴールが見えないような長編書物は頭に意味が入って来ず苦手です
特に図版が多いもの、線が多いもの、漫画は大敵で、目がチクチクしだすとどうにもたまらない時があるようであります。
朝読書の時間
そんなむすこの中学校は「読書」を奨励しております。
それで授業が始まる10分ぐらいの時間を使って「朝読書」と言う時間を設けてあります。
「読書」と言う紙の本を広げて読むというのは教育機関等では定番だし、それはそれで良いことだとは思いますし、ペーパーテストへの対策にもなる事でしょう。
しかしながら、これだけ色んな特性の子がいるとわかってきたのでありますから、こちらからお願いするのではなく、少しはオーディオブック、カセットやCD等、、、、決して書物ではありませんが、学校からも積極的に触れる機会を奨励してくれても良いのではないかといい加減やって欲しいと思ったりもします。
お願いをしたとしても環境や体制的に「難しい」と言われるし、それを受けてむすこの方もと特別扱いなんか「じゃあいいわ」と頑張ってみようと言っているのでむすこに任せています。
最初は「詩集」やむすこに身近な「サッカー」関係の小学生中学年程度の本を持たせてやりましたが、今では図書室に行って戦国武将の紹介されている本を借りてきて馴染みの武将の名前(中身は読まない)を眺めてやり過ごしていたようです。
朝読書の時間に自習をしていると言うむすこ
最近こんな事を言います。
「おとうちゃん、おれ朝読書の時間は英語やってる。」
「なぬ?勉強してんのかい?」
「うん、本の後ろに隠して、ほらこの間買ってくれたじゃん。英語の青いやつ。あれで赤シート使って単語とか文章を覚えるようにしてるんだよ。」
「へー、暗記してるの?やるね。」
「いい。これこれ、今ここまで行った。ここテストに出るからね。」
その青いやつって学校で販売してくれた英語副読本なのですが、そんな事を言いながらその本に書いてある英語を読んでくれました。
「おー、正確に読めるじゃん。」
「これで、テストもがんばるよ。」
「頑張ってね」
お気に入りの副読本
「朝読書」の時間だから、自習本を隠して英語をやってるって言うのがむすこらしい。
先生方はむすこの状態をご存知なので、その時間に英語をやってたって注意したりはしないでしょうが、きっとともだちに気を遣って隠してしまっているのだと思います。
それに、副読本はできる子には内容は薄いですが、よく要点が整理されていて、教科書を習った上で見るとむすこ的にはわかりやすいものなんだそうです。
来年度は教科書が変わるので来年の3年生分は買わなかったのですが、また新しいものが出たら買ってあげようと思います。
頑張ってね。
いいなと思ったら応援しよう!
![sorairo555](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151226257/profile_724a4431ebbc4c7ea1651d9dcd678fe0.png?width=600&crop=1:1,smart)