想定外
お釈迦様が天上から垂らした蜘蛛の糸
もし、その糸が絶対に切れないと
保障されていたとしても
自分以外の誰かのことも
そのルートへ導こうと思うだろうか?
その糸は切れるといった
不確かな確信を真に受け
生きていたままだったら
ただただ、自身を赦すことなく
責めるだけの生き方しか
できなかったかもしれない
与えられた課題なんてことも
カルマという概念もない
世界だったとしても
自身を赦せる人は
案外少ないのかもしれない
〝想定外〟という領域は
私自身の思考では
思いつかなっただけのことで
誰かの中にはあった
又は未来を見据え閃いた物事は
大多数になれば幾重にもなる
ただ、そうなると
不確かな感覚を求めることに
繋がってしまう人もいる。
私には〝ない〟ものを追い求める
無限ループの世界への入口が
私をそこに繋ぎとめているだけ