青海空人 活動報告(2020年11月版)
いつも私、青海を応援して下さる皆さま。そしてこの記事を読んで下さっている皆さま。ありがとうございます!!
私の創作活動の現状をご報告させていただきます!
①『泥流地帯』作文コンクール 結果発表!!
三浦綾子著『泥流地帯』作文コンクールが、北海道・上富良野町様の主催の元、9月30日締め切りで公募されました。
8月の活動報告でも言及させて頂いておりましたが、こちらのコンクールに私も応募していました。執筆に一か月を費やした長文でした。
その結果が、このほど発表されたのであります!
このコンクールは、大きく分けて4つの部門に分かれています。
【一般の部】、【上富良野町民の部】、【学生の部】、そして【Twitterの部】です。私は【一般の部】での応募でした。
さて、では結果はと言いますと・・・。
青海空人、『優秀賞』に選出されました!!!
住所は、恥じらいということで笑(調べれば、すぐにでてきてしまうけれども・・・。)
本当に嬉しかったです。うまく言葉にできない程、嬉しかった。
三浦綾子さんの作品に初めて触れたのが、青春真っただ中の16歳で、その後の自分の進むべき道を示してくれた小説家であります。大げさでなく。
それから長い年月を経て、この度、三浦さんにちなんだ賞をいただくことができて、感無量なのです。
夜中まで原稿用紙に向かって一心不乱にペンを動かしていた、高校生の自分に言ってあげたい。書くことを続けていれば、良いこともあるよ、と。
『泥流地帯』という小説を「初めて聞いたー」という方のために、あらすじを掲載します。
大正15年5月、十勝岳大噴火。突然の火山爆発で、家も学校も恋も夢も泥流が一気に押し流してゆく……。上富良野の市街からさらに一里以上も奥に入った日進部落で、貧しさにも親の不在にも耐えて明るく誠実に生きている拓一、耕作兄弟の上にも、泥流は容赦なく襲いかかる。真面目に生きても無意味なのか? 懸命に生きる彼らの姿を通して、人生の試練の意味を問いかける感動の長編。
——新潮社・作品紹介ページより
そしてこの度、この泥流地帯・・・。
映画化決定!!
したのです!!うわー、さらにおめでたい!!!!
ネット記事になったりしていますので、気になった方は【泥流地帯 映画化】で検索してみてください。色々記事が見つかります。
今回、賞をいただいたことで、自身の創作活動にもより一層の意欲が湧いて参りました。納得のいく作品を、とにかく書いて書いて書きまくろうと思っています。創作は、これからも続いていきます。
(『泥流地帯』と、その続編『続泥流地帯』は新潮文庫とkindleにて発売されています。ぜひ、読んでみてください。)
②『シンクロ✖シティ』進捗状況
自作の長編小説『シンクロ✖シティ』、楽しみにしていただいている神様みたいな方々のために、制作の進捗状況をご報告致します。
現在、基本設定の構想を進めています。
【ストーリー構成】、【キャラクター設定とイメージ】はほぼ固まりました。全体的には、構想の8割がたは出来上がっているのではと思っています。今後は、より具体的なストーリー展開、各話の構成をまとめていくつもりでいます。
予定通り、来年1月から掲載スタートできそうです。
現在、お伝えできる情報としましては、
・先行して掲載していた「第1話」は、一から再度執筆し、掲載します。(『シンクロ✖シティ』のマガジンから外しますが、削除はしません。)
・物語のジャンルを、【伝奇ミステリ】と致しました。荒唐無稽な活劇と、ミステリとの共存を図っています。
・第1話から10話まであり、さらにそれが大きく3部に分かれます。○○編、○○編というように。よく少年漫画などに見られるアレです。「次回、○○編突入!!」みたいな感じww
・すでにnoteにて掲載している短編小説『月の檻』と、密接に関わっています。この『シンクロ✖シティ』に関する記事だけで、「なんだか気になる」と思って下さった神様みたいな方、ぜひ来年1月スタートの本編の前に『月の檻』を読んで頂けたら、一層本編のクライマックスが楽しめると思います。
楽しみながら制作しています。続報をお待ちくださいませ。
③『シンクロ✖シティ』スピンオフ短編・第二弾!!
先日、友人から唐突に、小説のお題を受け取りました。
【月】、【秋刀魚】、【メガネ】
の3つのキーワードを使って物語を創作しなさい。
ということらしいので、私、ない頭をひねり、もがき、苦しみ抜いたすえになんとか生み出しました。純文学系の静かな作品になりそうです。
そして、そのストーリーもまた『シンクロ✖シティ』に繋がっているのです。かなりしつこいと思います。恐縮なのですが、もう私の頭の中は新作の事でいっぱいなのです。考えることの全てが、新作に繋がってしまう病なのです。
ということで、短編小説を11月中にnoteに掲載します。
題して、
短編『隠れんぼ』
この題名から、果たしてどのように3つの脈絡のないキーワードが浮かび上がってくるでしょうか。どうぞお楽しみに・・・。
そして、こちらの作品も念頭に置いておいていただけますと、『シンクロ✖シティ』と繋がったときに、「うわー」となるような仕掛けを施していきたいと考えております。
以上、なんだか勝手に盛り上がってしまった感のある活動報告でしたw
応援してくださる方々と、こんな趣味をいつも笑って見守ってくれる妻に。