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それぞれの性質

自分がまわりの人となんか違う、
生きにくいなと思ったら○○に当てはまり、
なんだか安心した。スッキリした。
というようなものをたまに目にします。

○○とは、発達障害やHSP等
性質に名前が付けられているもののことです。
あまり詳しく知らないので、
間違った内容になるかもしれませんが、
私なりの解釈なのでお許し下さい。

きっと、頑張っても
なぜかまわりの人達のように
できないことがあったり、
変わった目でみられるような
行動をしてしまうとか
みんな気にしないことを、
気にしてしまうとか、
なぜ、こんな自分なんだろうと
思っている時に、

○○にあてはまることを知り、
どう頑張って無理にしようとしても、
できないのはそういう性質だから
頑張りが足りないとか、
そういうことではないんだな。
こういう性質の自分なのだから、
できないことに悩み、
もう頑張りすぎる必要はない。
そんな風に思えて、
心が軽くなるのかなぁと
思っています。

それは、その人にとって
とても素晴らしいことで、
心が軽くなる生き方こそ
楽しく、より幸せを感じれる
私はそう思っています。

で、
これって○○にあてはめて
考えなくても、
世の中が、
だいたいの人はこれができるから
これが普通だろう。
なんて考えではなく、
全員が全く違うもの、
という意識があれば
違いに苦しむことが
ほとんどなくなるんじゃないかなと、
思います。

○○にほぼ当てはまらないけど、
当てはまるところもあったり、
○○にほぼ当てはまるけど、
まわりの人と同じような所もあったり、
一人一人の性質は、
○○の枠に、
全て納められるようなものではなくて、
微妙にバロメーターは
違っているのではないかなと思います。

職場でも、上司が新人の子に
なんで何回も言ってるのに
覚えないんだ?しっかりしろ
的なことを言っていたのですが、
1度言われればすぐ覚える人もいますよね。
自分がすぐ覚え、
まわりもすぐ覚える人が多いと
それを普通だと思ってしまい、
できない人には、
なんでできないと強く言ってしまう。

これが全員違うという意識があれば、
あぁ、この人は覚えることが
あまり得意ではないかもしれないな、
メモを取り、見える所に貼っておくことを
伝えてみようと思えるかもしれません。

逆に得意なのはなんだろうと、
探そうとしてみたり。

今は、
私は○○なのでと伝えるか、
あの人はもしかして○○かな、と
○○ということを意識できて、
やっと、
この人はこれが得意ではないから
それは仕方がないこと
頑張っていないとか、
やる気がないというわけではない。
という気持ちになる世界だと感じます。

そして、
○○というものでない
一般的と思われる人も、
実は異常に何かだけできなかったり、
突出して何かできたり、
それぞれが、
できることできないこと
色々なものを
持っているのではないでしょうか。

なので、もう
○○という性質の分け方ではなく、

私はこれが得意で、
これができない。

私という性質、
あの人という性質、

○○は、
自分の名前が入るかのように

そこに他の誰かの名前を入れる必要はなく

誰かができることが
自分にできないことは
何もおかしいことではなく

誰かのようになる必要はない

私という性質があり
私として生きる

そういう思いを
一人一人が持てば
どうしてもできないことに、
責められることも
自分を責めることも
なくなっていくんじゃないかなと
思ったりします。

私は、
職場ではまわりの人以上に
衛生面が気になり、
職場では衛生に気よつけている人と
思われているかもしれませんが、
家の掃除、片付けは得意ではありません。
やろうと思えばできますが、
綺麗好きな人のように
毎日掃除しようという気持ちにならず、
汚れていたらやっとするという感じです。

まわりが綺麗好きばかりで、
毎日ちゃんと掃除しろよ
なんでできないんだ!
なんて言われたら、苦しいだろうなぁ。

もしかして、苦しくも続けたら、
いつのまにか好きになったり
する場合もあるとは思いますが。
それは、自分がやってみようと
思えてやってみた場合ならいいですが
強制されるように、
やるのは辛いですよね。

とにかく
これはだいたいできるのが普通、
の世界から、
全員が違う、へ。

せめてでも、
だいたいの人が違うもの、へと
なればいいな。と思ったのですが、
今やすでに
だんだんと、
世界はそういう方向へ
向かっている気がします。
私はですが。

どんどん優しい世界に
なっていって欲しいですね😊

お読みいただきありがとうございます。



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