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マニュアルとオリジナリティ
前回、
「誰でもできるように仕事をする」
という言葉が、
「呪いの言葉」になってしまったという話を書いた。
障害福祉で働く女性たちの当事者研究の場で
その話になった時、
どうも、その言葉から
「自分らしさ」を出してはいけない。
「オリジナリティ」を出してはいけない。
そのような「裏の意図」を敏感に察知して、
私たちは、息苦しさを感じてしまったのではないか。
そんな話にたどり着いた。
整理整頓
「誰でもできるように仕事をする」が、呪いの言葉になってしまった。
―若いころ、仕事の引継ぎをしていた時のこと。
“あなたは自分の頭の中にすべて入れているの?仕事は誰にでもできるようにしなきゃ。”と言われたことが自分の中でずっと残っていている。
“誰でもできるように”“誰でもできるように”と、呪いのようになっている。
でも、それって、本当に、そうなのだろうか?-
障害福祉で働く女性たちの当事者研究の場での、ひとりの参加者の言葉。
―誰でもできるように仕事をす