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【登壇レポート】宮崎県インフラDXコンソーシアムに登壇いたしました
2025年1月24日に宮崎市で開催された「宮崎県インフラDXコンソーシアム」(以下、「本コンソーシアム」)に、昨年に続き、登壇する機会をいただきました。今年もこのような場にお招きいただき、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
本コンソーシアムの勉強会の様子は県内新聞やテレビニュースでも取り上げられ、多くの方々にDXの重要性が伝わる機会となりました。DXへの関心が高まり、業界全体で前向きな動きが生まれていることを嬉しく思います。
本記事では、登壇の様子をレポートさせていただきます。
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宮崎県インフラDXコンソーシアムとは
この勉強会を主催した「宮崎県インフラDXコンソーシアム」は、宮崎県の建設業界でのICT(情報通信技術)を活用した建設現場の生産性向上や建設分野のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進するため、2020年12月に県内の建設会社13社で発足されました。2025年現時点では38社が参加するコンソーシアムとなっています。
その取り組みの一環として、定期的に会員間の技術交流を目的とした勉強会や現場見学会等を開催し、最新のDX技術や導入事例を共有することで、業界全体の発展を目指しています。
昨年までは「宮崎県建設業ICT推進コンソーシアム」という名称で活動していましたが、現在の「宮崎県インフラDXコンソーシアム」へと名称を変更しました。 その理由は、以下の2つにあります。
学びの対象を拡大するため
建設業界で「ICT」という言葉を聞くと、現場での作業効率化に限定されたイメージが強くなりがちです。しかし、これからの建設DXは、現場だけでなくバックオフィス業務や経営管理など、建設会社に関わるすべての業務のデジタル化が重要となります。そこで、学びの範囲を広げるため、「ICT」からより包括的な「インフラDX」という名称へと変更しました。国の方針に合わせた取り組みを強化
また、国土交通省が生産性向上の取り組みを表彰する賞の名称を、令和4年度から「i-Construction大賞」から「インフラDX大賞」へ変更したことも影響しています。この動きは、建設業界全体がDXをより広範囲に捉え、インフラ全体の変革に取り組む姿勢を反映しています。
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新しい建設現場を創出することを目的とした勉強会
本勉強会は、会員企業様同士がデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを共有することで、生産性が高く魅力的な新しい建設現場を創出することを目的としています。24日の勉強会では、県内外の建設機械メーカーやリース関連会社、合わせて6社が登壇し、現場のリアルな課題に焦点を当て、それに対する最新技術を活用したサービスや商品を紹介する機会となりました。昨年と比べて参加者の関心がさらに高まっており、会場全体に「業界全体でDXを進めていこう」という前向きな雰囲気が広がっていたことが印象的でした。
コンソーシアム勉強会への登壇にあたりご推薦いただきました旭建設株式会社の黒木社長は、当コンソーシアムの会長であり、持続可能な企業や建設業づくりについて宮崎県の建設業界をリードし推進されています。
参考:https://www.kensetsu-net.com/html/kiji_main.php?T=1&ID=70909&DS=1&KB=1
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▼登壇会社(登壇順)
・SORABITO株式会社 https://www.sorabito.com/
・コマツ宮崎株式会社 https://komatsu-miyazaki.jp/
・日立建機日本株式会社 https://japan.hitachi-kenki.co.jp/
・キャタピラー九州株式会社 https://www.cat-kyushu.co.jp/
・コベルコ建機日本株式会社 https://www.kobelco-kenki.co.jp/
・株式会社アクティオ https://www.aktio.co.jp/
登壇でお話しさせていただいたメッセージとポイント
今年の勉強会では、弊社取締役会長 ファウンダーの青木とともに、GENBAx点検を扱う建設ソリューション部部長の阿部が30分の時間をいただき登壇しました。私たちのセッションでは、建設業界が抱える課題と、それに対する施策・効果についてお話ししました。
冒頭「解決のカギは建設DX・建機の進化・レンタルDX 本日を変革のスタート地点に!」「ペーパーレス化(情報公開と共有)がDXの最初の一歩」 というメッセージを強くお伝えしました。このフレーズは、DXを推進するために必要な要素を端的にまとめたもので、多くの参加者に共感していただいたと感じています。
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実際に、後の登壇者の方々の中には、このメッセージを引用してお話しされておられ、勉強会全体の共通テーマとして広がっていったことが非常に印象的でした。 参加者の皆さまが、この日を「変革のスタート地点」として捉え、具体的なアクション「ペーパーレス化(情報公開と共有)がDXの最初の一歩」に繋げていこうという雰囲気になったことを大変嬉しく思います。
続けて、以下のポイントを中心にお話ししました。
・DXの最初の一歩としての情報公開や業務デジタル化の重要性
・建設現場における安全点検や現場が抱える課題
・NETIS認定ツールGENBAx点検のご紹介
・導入後の削減効果
・導入企業様と活用事例の紹介
・GENBAx点検のトライアルのご案内
・点検業務のデジタル化に関するアンケートのご案内
登壇中、オーディエンスの皆さまから多くの頷きや共感の声をいただき、説明が進むにつれて「現在、現場で抱えている課題を業界全体で解決していこう」という前向きな雰囲気が生まれたように感じました。
また、登壇中に「トライアルをやりたい!」とリアルタイムにアンケート回答をくださった参加者の方もおられ、宮崎の熱量の高さを感じました!
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※投影したシートの一部を抜粋させていただきます
■建設現場における安全点検・現場点検が抱える課題
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■「GENBAx点検」のご紹介
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■建設現場における安全点検・現場点検が抱える課題
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■GENBAx点検 導入現場での活用事例紹介
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■GENBAx点検のトライアルご案内
当日は、GENBAx点検のトライアルについてもご案内させていただきました。
ご興味のある方は、以下ボタンからサービスの詳細をご覧になれます。また、お問い合わせやトライアルのお申し込みも受け付けております。ぜひお気軽にご連絡ください!皆さまの業務効率化やDX推進の一助となることを心より願っております。

まとめと感謝
今回の登壇を通じて、業界全体が抱える課題に対する共通認識が深まり、解決へ向けた意識が高まったと感じています。昨年よりも参加者も増え、関心が高まっていることが何よりの成果でした。
また、登壇後のアンケートにおいて「GENBAx点検 トライアル希望」などたくさんのポジティブなご意向を頂戴しました。
さらに、当社登壇者のX(旧Twitter)アカウントをフォローしてくださったことも大変嬉しく思います。 ご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます!今後も、建設業界のDX推進に関する情報を発信してまいりますので、ぜひ引き続きよろしくお願いいたします。
⇨(取締役会長 青木 X)
改めて、このような貴重な機会をいただいた「宮崎県インフラDXコンソーシアム」の皆さまに感謝申し上げます。
私たちは今後も、建設業界のDX推進をサポートし、より良い未来を築くための活動を続けていきます。また、ご関心をいただけます企業様、建設協会、コンソーシアムの方々がいらっしゃいましたら是非お声がけください。業界のDX推進について話を聞きたい、ディスカッションの場を設けたいとお考えの方は、お気軽にご連絡ください!
建設DXは、1社で達成できるものではございません。
多くの企業が共通の仕組みを活用することで、業界全体の業務効率化が実現されます。ぜひその取り組みを、SORABITOにてご支援させてください!
当社コンタクトページ:https://www.sorabito.com/contact
「GENBAx点検」紹介ページ:https://genbax.jp/inspection/construction/