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手足口病の名残り

1か月ほど前にかかった手足口病。
実はまだ完治していない。

ウイルスはとっくにいなくなったはずだけど
それだけじゃなかった。

発疹からの発熱があり、
それが治ると今度は手の皮が剥け始めた。
手の皮が剥がれて肌が生まれ変わって
ようやくこれで終わり、と思っていた。

次に足の裏の皮がベロンと剥け始めた。
結構分厚く剥けるので驚いた。
パッと見、水虫みたいで嫌だった。
でもそれもひとしきり剥けるとまた普通の皮膚に戻った。

今度こそおしまい、と思っていたら。

次は手の爪が剥がれ始めた。
今まで生えていた爪が甘皮の方から柔らかくなり
少しずつ剥がれていく。
その下から新しい爪が顔を出している。
まるでジェルネイルを何か月もつけっぱなしにしたみたいに。

お店でお釣りを受け取る時に必ず店員さんがギョッとして見るので
スカートが捲れたまま気付かずに歩いているような
恥ずかしさがある。
毎回「こっ、これは手足口病のぉ!名残でっ!!!」と
大声で言い訳したくなる。

「手足口病」って変な名前と思っていたけど
症状がちゃんと手→足→口の順に移っていくので
なるほどと妙に納得してしまった。

早く爪、生えかわらないかな。


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