ベランダから
M005
当時、病気で長く入院していた友人を思って作った曲。
全てが実話の描写ではないし、その頃、私が住んでいたアパートは1階で、ベランダは無かったけど、気持ちはこの写真のように空を見上げていたんだろうな、と思います。
出来上がった当初はピアノの弾き語りで歌っていましたが、知人がアレンジをしてくれて、エスニックでトリッキーな感じに仕上げてくれました。独特なアレンジではありますが、今でもとても気に入っています。
♪ベランダから
ここへ来ると 君を思い出すよ
君を思うから ここへ来るのかもしれないけど
何かあると屋上で 歌をうたうという君は
なんてことないビルの山が
とてもきれいだと言ってた
君も知ってると思うけど
あのビルのドアを開けたら
みんなそれぞれの気持ちで
泣いたり笑ったりしてる
守ってあげたいけれど
どうすればいいのだろう
だからせめてここで 君を思ってるよ
今日の君のうたう声は
どんな気持ちを映してる?
この空に幸せの音 聴こえてくるように願う
いつも君が言っているように
何よりも大事なことは
自分らしく生きること
慌てず ずっと走り続けること
二人は離れていても 心はね そばにいる
だからどんなときも 君を思ってるよ