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シンクロニシティもどき①

けさ、youtubeで、わたしの大好きなパウリ先生のシンクロニシティ(ウヌス ムンドゥス)の解説を見つけて寝床で観た。時々、番組で語りながら自分でも訳がわからなくなりそうになるから、1ミリとて正しくは伝わってないのだろうと反省するが、先日、別の動画で、へぇ、こんな映画があるんだ!と興味津々になった。トムハンクス主演のその映画は、フェデックスの配達員が航空機不時着により4年の歳月を無人島で生きながらえることを余儀なくされ、ついに脱出に成功して…という物語。実は、わたしは、25歳くらいの時に、何故だか、世界最強のひとって?と思案したことがあって「航空機事故で、独り無人島に流されて一生をめげずに明るく時に楽しく人生を全うできるひと」と結論していた。
この話はたまに番組でも話したことがある、単なる個人的な見解だったが、還暦を前にして、よもや、同じような発想の作品がつくられているとはびっくり仰天、監督の意図はちがうのだろうが、アゴが外れそうになった…
これがそのまま共時性を示すものではないが、電波を使った通信は、同じ周波数のものを共有するのだから、こっちが発した周波数とあっちから漂ってきたものとが=の時だけ受信できる。見えないし、いつもは意識していないが、確かにある物理的現象でもある。

先日、standFMで配信している「声の玉手箱」の公開収録を試みて、数十名の方々と3時間半にわたって時を共有した。最初の放送回は、メインパーソナリティのミネさんことミネハハ誕生の原点ともいうCMの現場エピソードから、ソロに転じるきっかけまで…わたしが彼女に出遭ったのは、ソロデビューから5年経った頃、それから足かけ25年、母の介護期間はやや疎遠になりつつも、お互いに用事のある時はダイレクトにつながっていたから、それも今どきの通信手段のおかげだなぁと感謝している。公開収録の告知だって、紙のチラシを配布するわけではないし、参加受付もメールなのだから。
ただ、やはり、百聞は一見に如かずという通り、同じ場所に集って、ひとときを共有するからこそ味わえる(般若心経でおなじみのフレーズ)眼耳鼻舌身意で受け止める五感からの情報量はすごいナと思う。その時、その場所に集まることができたひとたちは、一体、どんな縁で会合したのだろう? 考えたところで野暮なだけだから、なんか楽しいナ有り難いなぁ、でいいだろう。

公開収録の内容は、都合4回に分けて配置予定、ぜひ、聴いてみていただきたい。


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