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インビザラインで歯列矯正


今日から、歯列矯正の話について、書いていきたいと思います。

結果から言うと、二男は、インビザラインというマウスピース矯正に失敗し、下顎が後退してしまい、奥歯が全く噛み合わなくなりました。 

最初は、左側の顎が調子悪かったのですが、
今は、右側の顎も調子悪くなってきて、常に顎に違和感を感じている状態です。

どうして、もっときちんと調べてから歯列矯正をさせなかったのか、深く考えず安易に歯科を選び矯正させてしまった事を、とても後悔しています。

かなり愚痴も含めた文章になってしまうと思いますが、日本の歯列矯正の現実を、一人でも多くの方に知って頂きたくて、書くことにしました。

噛み合わせは、全身に影響を与えるということは、よく言われています。
でも、まだまだそれを正確に理解していない歯科医も多いようなのです。

その人にあった矯正方法や、歯科医を選ばないと大変な事になるということです。
いや、歯列矯正だけでなく、虫歯治療の場合もそうですが…。

間違った歯科治療によって、全身や精神面にまで影響が出て、何年も苦しんでいる方が、国内にたくさんいることを、ブログやTwitterを通じて知りました。

息子もその一人です。

息子の場合、元々奥歯は噛み合っていたのですが、前歯が叢生で、特に薄いものを噛み切ることができませんでした。

※叢生とは…
歯の大きさと、歯が並ぶアゴの大きさとのアンバランスにより、歯が並びきらず何箇所かで重なっている状態。 一般に乱ぐい歯と呼ばれることが多い。


小学生の時から、矯正をさせるべきなのか悩んでいたのですが、歯にワイヤーをつけるのはどうしてもいやだというので、そのままに
なってしまっていました。

でも、高校生になって、見た目が気になり、きれいな歯並びに憧れたのもあったのだと思うのですが、歯列矯正をしたいと言い出しました。

そして、自分で色々と調べて、マウスピース矯正があるのを知り、その中でも、アメリカから入ってきた「インビザライン」というのが良いらしいと言ってきました。

これなら、ワイヤーみたいに目立たないから、これで矯正をしたいとのことでした。

その当時、県内でインビザライン矯正をやっている歯科は殆どなかったのですが、たまたま、家から近い所にあったので、そこへいく事になりました。

しかし、その時は、矯正歯科医の中にも、矯正専門医と矯正認定医がいるということさえも知りませんでした。

因みに、現在国内には約10万人の歯科医がいて、そのうち約21,000の歯科医院が、診療科目に「矯正歯科」を掲げていますが、実際に矯正の専門教育を受けた歯科医師は3,000人程しかいないそうで、その中で、技術審査に合格している「専門医」は、450人程しかいないそうです。

息子が治療を受けた歯科は、そもそも矯正歯科ではなく、矯正歯科医を雇っていて、月に一回来ているという状態でした。
そして、その歯科医は、専門医ではなく認定医でした。
また、インビザラインについての知識も乏しかったのだと思います。

そんな所で、歯列矯正を始めてしまった事が間違いだったのです。
               続く
















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ひぐらし
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