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客観的に物事を見て勇気を出す

一つの視点からしか見ていなかった事に気付いたのだ

インターネットの普及で色んな情報をいつでもどこからでも得ることができるようになった。
自国のものは勿論、他国のニュース、自分と同じ考え、意見、真逆のもの、幸せな気分にさせてくれるもの、辛さを感じてしまうもの。
様々だ。

自分が見て幸せな気分になるものや嬉しい気分になるものは単純に嬉しい。
逆のものは自分でも辛さを感じてしまう。
出来るだけ見ないようにと思っていても表示されてしまうので、どうしても目に入ってしまうものだ。

自分で得る情報、生かす情報を選択しなければならない。
しかし自分の考えや感情に同じ、もしくは近いものばかりでは自分の考えが偏ってしまう。
とにかく色んな視点から見る事ができなくなってしまってはダメなのだ。

私は、自分の意見をゴリ押ししすぎて相手にも同調するよう強要させるようなものは苦手だ。
同調するかどうかは見た人達が決める。
しかし客観視できないとそれができなくなる。

私も以前、突っ走ってしまったことがあった。
その時はなぜか焦っていた。
そのことしか考えられず、完全に一つの視点からしか見ていなかった。
自分のやっていることが正しいとばかり思って行動していた。

あるとき、ふと自分が疲れている事に気付いた。
そしてその好きな事から少し距離を置いてみようと思った。
ほんの数日、私は距離を置いた。

本当に数日だけだったが、その間自分で色々考えた。
なぜ疲れているのか、そこから色々と考えたし、悩んだ。

結果、自分の事しか考えておらず、というより考えられないくらいの気持ちになっていた事に自分で気付くことができた。
それは自分にとって、凄く大きなことだった。

勿論それに気付いてからはどうしよう・・・という申し訳なさと不安と後悔で頭と心がいっぱいだった。
次の一歩を踏み出すのが恐くて仕方がなかった。

しかし先日、思い切って一歩踏み出してみた。
その結果どうなったのか、自分では分からない。
良い方向に動いた可能性もあるが、逆の可能性もある。
いずれ分かるのかもしれないが、それすら分からない。

ただ、思い切って勇気を出して一歩踏み出したことは自分にとってきっと大きな成長になっているはずだ。

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