懐かしいアイスで思い出を作る
大人になって思い出す懐かしい味ってなんだろう。
ホットケーキ、クリームソーダ等。私がいなくなっても「これ、懐かしいな。あんなことやってたな」と思えるものを探し、辿り着いたひとつがホームランバーだ。
子どもが薬を飲みたがらない相談をした時に薬剤師さんから「アイスクリームに混ぜてあげてもいいですよ」と聞きアイスを食べさせた。
熱を出し唯一食べたいと言っていたのがプリン、ゼリー、アイスクリーム。
栄養補給としてハーゲンダッツのバニラに薬を混ぜていたことから、子どもは今でも体調が悪い時に食べられるアイスだと思っている。
アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓。
テレビで懐かしいアイス特集をやっていた時に「あれ、まだあるの?」と食べたそうにしていたので、これまで色々とモリモリ食べてたしと思いスーパーへ行くとホームランバーを見つけて嬉しそうにかごへ入れた。
お風呂から上がったら、もれなくアイス1本。
「ペアTシャツ当てたいな」「どのデザインにする?」何塁打が当たったかワクワクしながら夜の楽しみに、コツコツと集めていく。
ホームランを狙っていたが出たことがない。
数量限定の超ラッキーパックは、ヒット以上が必ず出ると書いてある。
子どもと買い物がてら周辺のスーパーをリサーチ、購入しての当たり棒倍増作戦。
食べ終わった後は「お母さんは1ポイント、ぼくは2ポイント。今日は3ポイントだね」自然と足し算を覚える。
個人的に、ホームランバーって知育アイスだと思っている。
気がつくとペアTシャツの応募締め切りに間に合わず、デザインも変わるので「次にしよう」と応募は延び延びになっていた。
ホームランバーもDX化の波にのるようで、2023年11月30日をもって一塁打、二塁打、三塁打の焼き印、当たり棒が終了となるが、ホームラン賞の焼き印のみ当たり棒で応募ができる。
当たり棒の山が単なる棒になる前に一口合計4ポイント、ヒット賞へ応募する時がきた。抽選で500名様にホームランバー抱き枕が当たるとか。
まず、一塁打(1ポイント)、二塁打(2ポイント)、三塁打(3ポイント)をそれぞれ集め、何本あるか本数を数える。
一塁打を4本づつ集めたり二塁打を2本づつ等と何度となく計算して、輪ゴムで4ポイントにまとめ、パンパンなずっしりとした厚みのある封筒を郵送。
結構食べたし、ヒット連発に「すごいねー、これすごいね!当たるかなー」子どもはワクワクだ。
やり切った感だったが、後で応募方法を見ると定型封筒に入れてと書いてあった。厚みも重さもあって定型外で出してしまった。ごめんなさい。
何通も定型で送って抽選で引き当てた時「あれ?さっきのヤツじゃね?」となるパターン回避のためとしておこう。
結果は
ヒット賞!
大人になってホームランバーを食べる時、必ず思い出すはず。