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私というひと〜自分史〜その31

【長文です。長文嫌いな方、興味がない方は読むのをお控えくださいね。】
【自分史なのでもちろん実話です。】

34   お別れ

楽しくAさんとメールをやり取りしているうちに、Aさんの文面から好意を感じるようになりました。

きっかけは仕返し。

楽しいのは全然いい。
だけど、主婦とずっとメールをしていても、ただただ楽しいだけで、Aさんの大切な時間を奪ってるのではないのかと思うようになります。

Aさんは仕事で大忙し。遊びに行く暇ももちろんなくて、テレビ業界の中で駆け出しの新人として頑張っている。
確かに、私とメールしていて楽しいのは嬉しい。
でもその時間で、彼女とか友達とか探せるのではと思うようになり。

私主婦だから楽しくないでしょ?と言うようになります。もちろん最初から私は主婦ですけどいいですか?と告げて、了承を得てからのやり取りでしたが。
このままじゃあ、Aさんの為にならない。そして、決断します。
メールのやり取りをやめよう。そして、もう返信してはいけないと。

率直にメールをやめようとAさんに伝えました。
そしたらAさんは慌てて返信してくれました。

どうして?楽しいのに。〇〇(私)がいなきゃだめなんだ。〇〇が必要なんだ。主婦でもいい。やり取りだけでいい。色々と悩みを聞いてくれて、話をするだけでいいんだ。お願いだからやめないで。いなくならないで。

そういう文面がずらずらっと返信で着て、びっくりしたし、泣きそうでした。

私は正直に言いました。主婦だし仕事もしてるし、これから忙しくなるし、このまま楽しいだけでメールしていても、Aさんの為にはならないし、これじゃあ彼女もできないよ、と。

彼女なんていらない。そんなの関係ない。〇〇がいればいい。

そこまで、言われました。
でも。

それじゃあだめなの。さようなら。元気でね。

そうメールを出しました。

やだ。〇〇、お願いだからいなくならないで。

必死さが伝わる文面で返信は来ましたが、それ以上、返信しませんでした。

メール拒否を設定しました。

涙が止まりませんでした。
そこまで私を必要としてくれたのに。
私のエゴで、メールを始めて、終わらせた。
申し訳無さでいっぱいでした。
メールをもらったその量に対しての色々なかたちの愛を感じました。
もう十分。
いい人見つけてね。

そして。旦那さんへの復讐も終止符を打ちました。


今何をしているのかな?
まだNHKに働いてるのかな。
辞めてるのかな。
あれだけ優しい人だもの。
いい人見つけて。結婚してるでしょう。
幸せだったらいいな。

あの人のように、遠くにいってないよね。

俺のことじゃね?
と思ったらコメントください(笑)。
知り合いに昔NHK(関西)に勤めてた人がいたら(もしくはいる)20代の頃メル友いた?って聞いてみてください。
いたずらはやめてくださいね。
私は下の名前は確実に覚えてますので。

もし仮に
気づいていても連絡をくれないとか、そういう場合もあると思います。
それはそれでいいんです。
生きていてくれれば。それで十分。

長文読んでいただきありがとうございました。