インサイドセールスとは
①インサイドセールスの定義
「インサイドセールス」とは、電話やメールなどを使い、直接対面せずに顧客とコミュニケーションを行なう営業手法です。
つまり、私が思うのは「インサイドセールス」とは種まきと水やりの役割で
「フィールドセールス」とは熟した実の刈り取りの役割だと思っています。
そしてその種まきと水やりというのが実際に何にあたるのかをご説明します。
種まきとは新規開拓、厳密にいうと新規の情報収集です。
これは言葉通りでして、インサイドセールスではまず対象となるお客様の
現状や問題点や将来のビジョン、メールアドレスをヒアリングする
必要があります。
つまりは水やりをするための時期やニーズなどを把握するために
まずは種をまきを行う必要があります。
次に水やりとはお客様のタイミングやニーズに合わせて適切な情報提供を
行う事です。
つまり水やりとは俗にいうナーチャリングという事になります。
ですのでインサイドセールスというのは単純にテレアポを行い、アポイントを取るという事ではなく、刈り取るまでの0~99を行う事になります。
つまり、インサイドセールスでは0~99までのことを行い
受注率を最大限まで引き上げ、効率よく売り上げを上げることが求められています。
②インサイドセールスのメリット3点
ⓐフェールドセールスが提案とクロージングに専念できる
ⓑ受注率がアップし無駄を省ける
ⓒ営業マンの活躍場の広がり
ⓐフィールドセールスが提案とクロージングに専念できる
これは仮にインサイドセールスとフィールドセールスを一人で
行うとすると新規開拓での電話や既存客に対しての電話やメールを
行ったうえでの訪問にて提案やクロージングをしないといけません。
もちろん一人で抱えることのできる顧客数であれば一人で完結するのがいいかもしれませんが、結論それぞれのプロに任せてそれぞれの役割に集中したほうが効率が上がります。
ⓑ受注率がアップし無駄を省ける
営業マンにとって利益を上げるというのは2パターンしかありません。
それは売り上げを上げるか経費を抑えることです。
そして言うまでもありませんが最も求められることは経費を抑えながら
売上を上げる事です。
それが出来るのがインサイドセールスです。
つまり10件の商談で1件の成約を取るのではなく3件の商談で1件の成約を
取る事で、販管費を抑えることができます。
ⓒ営業マンの活躍場の広がり
これは必ずしも「フィールドセールス」を得意な人が「インサイドセールス」を得意としているわけではないと言う事です。
逆もしかりではありますが、それぞれ経験や性格から向き不向きがあります。
ですのでやる気はあるのに成果がでていないような人にとっては
新たな可能性として選択しを増やすことが出来ます。
今までは選択肢がないと出来ないことを頑張って伸ばして何とかするしかありませんでした。
ただ営業でも対面が得意な人、テレアポが得意な人と長所を伸ばすことが
でき、さらなる売上向上につながります。
③まとめ
最後にまとめさせていただくと、インサイドセールスを立ち上げるに
あたってまずは、インサイドセールスの本質や役割とはなにかという事を
理解することが大事です。
ここ数年でインサイドセールスという言葉を聞くようになり注目されている組織構造だと思います。
その背景には仕事量は変わらない一方、残業規則が厳しくなり
より一層、効率化が求められる社会になったことが発端でもあるでしょう。
今後導入される可能性が高いのでまずは基盤からしっかり固めては
どうでしょうか?
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