モノクロフィルム遊び その1 リコーR1編
大学の研究室では、電子顕微鏡の画像を撮るのにブローニーのネオパンSSを使っていたので、モノクロフィルムについてはそんなに特別感があるものではなかった。
自分も、大学生の頃に中古カメラ屋で手に入れたヤシカフレックスにネオパンSSを入れて、写真を撮るなんていう事をしていたし。ネオパンSSは安かったから、学生の自分にとっては有り難かった。
そんな時代は、もう遠い過去。今はモノクロフィルムのなんと高いことか。
高価なものになってしまって、なんだか使いにくい。
そうこうしているうちに、冷蔵庫で期限を切らしてしまったモノクロフィルムがあり、もったいぶってないでさっさと使う事にした。
そしてフィルムを入れたのは、リコーR1。
どうも、光線漏れをしているコマがいくつかある。何が原因かはわからない。教えてもらえたら有り難いのだけれど、誰に尋ねて良いのやら。
全てのコマに出ているわけでもないので、正直わからない。
今回はネオパンアクロス100を使用。最近売り出されたものではなく、一旦生産終了となった際のもの。
最後の一コマにあるようなのが36コマ中5コマ有った。どこからか光が漏れている。
横位置だと、必ず右側に出る。
ちょっと、逆光気味の時に多いような気もしないでもない。
しかし、出たり出なかったりだからわからない。
それにしても、GR1は有名なカメラだけれど、そのコンセプトの元となったこのカメラも良い写りをする。30mmという画角も面白い。