20220503 復職したことのお祝いをしてもらった
5月1日に、少し遠出をした。兵庫県加西市にあるふく蔵という所までドライブして、ランチを食べに行ってきた。ここは、何か特別なことがあると、夫婦二人のご褒美として出かけるところでもある。
田舎といってもおかしくないところではある。造り酒屋で美味しい日本酒を造っているところなのだが、30年近く前に蔵を改造してショップとレストランを開店した。
ちょうど地酒ブームなどがあった頃だったはず。地元ではそこそこ飲まれる酒で、自分もここの地域の方に教えてもらったのがここに通い始めたのがきっかけだった。
前回訪れているのは、2019年の12月。年末の日帰りドライブで出かけて居るのが、そのとき撮ったデジカメのデータからわかる。体調もおかしくなり始めて休職する1ヶ月ちょっと前。そのときは年末の忙しい時期を乗り越えてということで、ここにやってきた。
だから、2年半ぶりの訪問ということになる。だいたい1年に４回。季節のメニューが入れ替わると来ていた感じでもある。
今は、新酒の季節ではないので、造り酒屋の象徴でもある杉玉は、青いものではないけれど、それでも美味しいお酒がたくさんあるので、買って帰って飲むのを楽しみにもしている。
レストランで使っている質の良い食器類も手に入れることが出来る。扱っている食器はこだわりのあるもので、我が家でもここで買った食器がいくつかある。
ショップの中から天井の方向を見上げると、立派な張りがあって、その上の一部に床を張り、レストランにしている。木の温かみのあるとても雰囲気の良い店内でもある。
いただいた料理は、季節のお弁当。お弁当箱の上に料理の説明書きが載っている。
ご飯ものは新ゴボウの炊き込みご飯、それにここの酒造りで出来た酒粕の粕汁。
蓋を開けると、どれも素材の味がしっかりとある、とても美味しい料理が並んでいる。
お弁当に付いてくるデザートは、酒粕を練り込んでいるバスクチーズケーキ。これもまた、とっても上品で美味しい。
ここのレストランに行く場合、少し遅めに行くのがこつでもある。14時からカフェメニューに変わる。なので、ランチメニューを出してくれる最後の時間帯に予約を取って、そのまま居座ることでカフェメニューも頼めることが出来る。自分的には、ここのダブル豆かんが大好きで、やっぱりこれを頼んでしまう。
食後にショップでお家用の日本酒と酒まんじゅうを買って帰った。この酒まんじゅうも夫婦そろって大ファンでもある。
家を出たときは雨模様だったのだけれど、食事とデザートを食べ終わって表に出てくると、青空が見えて、煙突もものすごく青空に映えて、なんともゴールデンウィークらしい情景になった。
駐車場に戻る際、川のはたの緑や花が、可憐で心が癒やされる。仕事に復帰することはそれなりにプレッシャーもあったのだけれど、家人にはやっぱり自分が元気になってきたことがうれしいみたいだった。夫婦そろっての慰労会でもあった。