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20231112 ローラーボールのペンで違和感を感じる瞬間
昨日、駐車場の割引券をもらうのに、あと100円購入すれば駐車場代がタダになるところまでの状態だった。
あと、100円ということなら、これまで気になっていた筆記具を購入してみたらいい。
そう思って、ユニボールシグノというローラーボールを購入した。
このペンを使った記憶は、おそらく遠い遠い過去。
だから印象に残っていない。
早速、使ってみて「そうだそうだ」と思い出した。
と、同時に自分がローラーボールやボールペンを使った際に感じる違和感がどこから発生するのかということに気がついた。
まず、自分の字を書くときの癖というか、こだわりというか、感覚というか、そんなところに気づく。
縦画を書く時はあまり気にはならないものなのだが、横画を書くときに一瞬ためを作る感じがある。
これは、毛筆で書くときに体得した癖というか、筆で書くときにためを作ることで、柔らかい筆の毛先に弾力を作る方法でもある。
それを逆筆と言う。
この逆筆をどんな筆記具で書くときでも無意識のうちにしてしまうのだ。
この逆筆をすることで、筆先が、ペン先が、鉛筆でも、線画が安定するのだ。
逆筆をすっとした際に、指先に引っかかりを感じず、スムーズに動かすことができる筆記具がものすごく気持ちいい。
ペン先に弾力やらちょっとした反発を感じ、横画の始まりにインクの掠れなくくっきりと書くことができると、嬉しかったりする。
というか、それが当たり前に書けることが、自分の中での筆記具に求めることでもある。
それで、自分のお気に入りのペン類を思い出してみると、この逆筆がとてもスムーズなのだ。
逆に、ちょっと「イラっ」とするのが、逆筆でペン先を運んだときに、引っ掛かりがあるもの。
おそらく、ボールを支えている側の金属が、紙に食い込むのだろう。
そんな引っ掛かりを感じる。
こうした感触があるものは、やっぱり使わなくなる。
ちなみに、ボールが大きめの太めのペンになれば、どの種類のローラーボールでも気になることはないことが多い。
しかしながら、だんだんとペン先が細くなるほど、この引っ掛かりがどうしても生まれてくる。
お気に入りのジェットストリームでも、0.38mmだとやっぱり引っかかる時がある。
で、昨日購入したユニボールシグノ。
紙に引っかかったのだ。
もう、そこでテンションダダ下がりである。
おそらく、自分のペンの持つ角度が、紙に対して引っかかりやすいものもあるのだろう。
しかし、これでイライラするのなら、使いたくない。
こうなると、職場の電話機の横に置きっぱなしの、誰でも使える場所のポジションにこのペンはなりそう。
150円で気づいた、ペンに対する好みとこだわり。
勉強になった。