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20221229 人と会って話をするということ

自分の病気による休職・リハビリ期間とコロコロウイルスの影響などがあり、人と会って話をするということが極端に減った。

ある時、「このまんまじゃまずい」と思った事があった。
仕事でも、何でもそうなのだが、自分が枯れていく感じがものすごくあったり、自分が信じてやっていることが果たして本当に正しいのか?と言う疑問を持つようになった。
そんな中で、色々と出歩くきっかけになったのは、日垣隆さんの主催する勉強会や読書会に参加したことが一番大きかったかもしれない。

丁度その時代にFacebookがはやりだして、実名でのSNSというものでつながることのメリットなどが凄く大きくなってきた頃だった。
本を読んで、直接著者に質問をしたり教えを請う事が出来るようになった。
日垣隆さんもFacebookで名前をお見かけし、恐る恐る直接メッセージをやりとりしたところ、つながってくださった。
勉強会に参加すると、色々な業種の方が集まってきている。
その中で、「何かこれまで似ないことを企画してみたけれど、どう?」と行動に移す方も居て、そうした人の企画にも参加してみたりした。
そうすると、自分の観ている範囲の狭さに気付く。
また、勉強会でもそうなのだが、話の内容が断片的にしか理解できないことが多い。
自分に持ち合わせている情報が少ないのだ。
情報をたどっていくと、自分に足りないものなども見えてくる。
どんな本を読んでいれば話題について行けるのか?なんていうことも気付くようになってきた。
本も食わず嫌いで読んでいなかった本に取り組むようにもなった。
そうして、その頃に出会った方とは、今でもつながりを持って話をする事が出来る。
とても有り難い。

しかし、人と会うためのエネルギーを使えない状態になってしまった。
これは、ものすごく残念な状態でもあった。
出掛けることさえもドクターストップだった。
今、ようやく少しずつ、行動する範囲を広げている。

昨日は、前の職場の人と話し込んだ。
3時間くらいだっただろうか。
スタバで話をしたのだが、珈琲1杯で居座られた日にゃ、お店の人にとっては良い迷惑だっただろう。
それでも、ちょっと仕事のなかで思い浮かんでくる課題について、話をする事が出来たのはプラスだった。
自分の考えていることにズレがないかどうかをチェックすることの出来る関係がある。
これはとても有り難い。

今日は、加古川まで行ってきた。
加古川の中小企業、ムサシの社長さんが企画した朝市に出掛けてきた。

だいたい100mくらいの範囲にテントがずらっと立ち並ぶ。
出店しているお店の数は58。
朝市では、最大規模になったらしい。

2018年に初めて朝市に出掛けた際の写真も残している。


テントは一つ。
今日も来ていた珈琲屋さんと果物屋さん、そしてお肉料理のお店、野菜を売っていたお店の4つだけの朝市だった。
毎週土曜日の朝に続けているうちに、加古川市民に認知してもらい、凄い人出のイベントにまで育っている。
そのエネルギーたるやすさまじい。
これを企画している社長さんやお仲間の方と話をしたくて、たまに顔を出す。

短時間だけではあるが、会って話をするだけで、実は自分がこんなことを考えているんだ、こういう所を気にしているんだと言うことが見えてきたりする。
それは、聞き上手な社長さんがいらっしゃるというのもあるだろう。
しかし、取り組んでいることの背景的なものを感じる事が出来るというのがあるからだろうか、とっても話をしていて刺激的でもあり、わかりやすい。
そういう人が居ることに、感謝の気持ちが湧いて出てくる。

それよりも何よりも、話をすることで元気をいただく事が出来た。
思考も少しまとまるところもあった。
自分が次に何をしていけば良いかということもなんとなく光も見えてきた。

楽しいことをしようじゃないか。
面白いことをしようじゃないか。

そんな想いが、自分にも湧いて出てきているのがわかる。
今日、出掛けてきて本当に良かったと思っている。
もっと良いのは、同じ職場でこんな話が出来る人が見つかればということなんだけどな。

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