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20210905 iPhoneXsをMacに同期させようとしたら出来なかったのだが・・・Lightningケーブルの仕業だった

iPhoneXsを使っている。
購入してから2年半が経過した。
ボチボチ、バッテリーの容量も減ってきている感じはしないでもないが、困るところまでは行っていない。

そんなiPhoneXs。
最近、Macと同期しなくなってきていた。
どうもおかしい。

iPhoneXsのバックアップはiCloudではなく、Macにしている。
毎日、充電はMacにつながっているLightningケーブルで行っているので、繋いだことによって充電とバックアップが行われている状態になる。

症状について

何がおかしいかというと、バックアップを取ることはできるし、カメラで撮影した画像をMacの写真アプリに吸い出すことも出来る。
Macのデスクトップから、iPhoneで撮影した画像を取得するような機能も普通に使うことが出来る。
ところが、MacでiPhoneXsの同期の設定を変更したりすると、はじかれる。
よく出てくるメッセージが
「同期セッションを開始できなかったため、iPhoneを同期できませんでした。」
という内容のモノだった。

結果としては、Lightningケーブルの仕業だった。

順に行った対処の記録を残しておく。

○iPhoneXsを再起動。

よくあるのは、長期間電源を入れっぱなしにしていることによって、いわゆるキャッシュが悪さをするという可能性。
それをクリアにするには、ハードウェアを再起動するのが一番手っ取り早い。
ということで、再起動してみて接続してみるがダメ。

○Macを再起動

ならばと、Macの側の可能性を考える。
そして、接続をし直してみる。
以前、これで解決したことがあったので、この可能性が高いかな?と思っていた。
しかしながら、これもダメ。
またしても、同じメッセージが出てくる。

○検索してみる

検索してみると、最新のOSになっていることが必要というのが引っかかってくる。
しかし、自分のMacもiPhoneXsもどちらも最新のOSにしている。
他には、同期しようとしているデータ量が大きすぎる可能性だとか、出てきていたがどれも当てはまらない。

しかし、AppleのコミュニティのHPに同様の質問があり、その返答の中に「Lightningケーブルをこうかんしてみては」というのがあった。
「そういえば・・・」と思い当たるような記憶が。
それこそ何年か前、iPhoneやiPadでも同様の事が起こった際、ケーブルの状態が悪くなっていることに気付かずに使っていたことがあった。
新しいケーブルに替えてみると、無事に同期できたことがあった。
これまで使っていたケーブルは、接続部の樹脂が少し分厚くて、「耐久性が高い」というのが売り物のサードパーティー製のケーブルを使っていた。

「もしかして、これが寿命って事かな?」

そう思って、純正のケーブルに替えてみる。

○新しめの純正ケーブルに交換して同期が出来るようになった

純正のケーブルに交換してみると、無事に同期することが出来た。
同期のスピードもかなり速い。
可能性としては、長年使用してきたことで接続部が劣化してしまったということなのだろう。
これまでも経験してきたとおり、やっぱりケーブル類は消耗品であるということだ。

寿命があるということ

Lightningケーブルは、一度繋いだら繋ぎっぱなしというモノではない。
必ず物理的に力が掛かる。
接続部は、接続したり切り離すときに必ず摩擦も起こる。
金属疲労や端子の摩耗といったことが起こる。
この現象から予測されることは、ケーブルとiPhoneXsを繋ぐ接続部の端子の中で、一部の接触が悪くなっていたか、どこかがショートして信号が正確に転送できなくなっていたのだろう。

このケーブルに関しては、iPhoneがLightningケーブルの接続に変わってからすぐに購入したモノだったはず。
安物なども試してみたりしたが、下手すると10回くらいで認識しなくなるような劣悪品まであった。
それに対して、これは「高耐久性」とうたっているだけあって、純正品よりも丈夫だった。
仕事に持って行くグッズの中に入れて、使っていたこともあるくらい。
そうして長い期間使っていたからこそ、寿命ということに気がつかなかった。

これで1本ダメになったので、新しくケーブルを補充する必要が出てきた。
電気屋に寄った際に購入するか、ネットの通販で購入するか。
耐久性の高いモノを手にすることが出来ればいいな。

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