20250129 センサークリーニングなどのメンテナンス
今日は、大阪市内まで出て来た。
NIKONサロンの中にあるサービスセンターへ出向いて、NIKON D7000のメンテナンスをするため。
先日から、センサー汚れが気になっていたのだが、カメラのキタムラに持っていくか、NIKONに直接持っていって見てもらうか、悩んでいた。
しかし、値段を調べてみると、NIKONに直接持っていったほうが安くつく。
時間も、1時間で済むとのことで、出向くための往復の時間などを換算しても、早く安く済むことがわかった。
これで、しばらくはセンサーの汚れを気にせずに使うことができるだろう。
ついでに、着けていったレンズの点検もしてもらう。
結果は良好で、ピントのズレなどもなかった。
D7000を手に入れたときは、ピント外れているし、センサーは汚れているしで、すぐさまNIKONへ持っていったのを思い出す。
まだ、その頃はD7000は修理対象商品になっていたが、手に入れてからのこの数年の間にどうやらサポート期限が来たみたいだ。
なので、全ての調子を点検はしてもらえない。
それでも、センサークリーニングや点検はしてもらえるようなので、一つNIKONの良心を感じる。
ニコンサロンに出かけたのは、これで3度目。
最初は、FM10の露出計の不具合で訪問した。
このときは、電池蓋の接点の腐食による導通不良だったこともあり、無料でメンテナンスしてもらった。
メンテナンスを行う技術者が常にいるということの安心感はとても大きい。
これまで所有しているカメラで、サービスセンターに持ち込んで修理をお願いしたのは、京セラとPENTAXとリコーの3つがあるが、京セラはカメラ事業を撤退してしまったし、PENTAXやリコーも大阪の修理持ち込みはできなくなってしまった。
また、古いカメラの点検で修理をお願いした阪神百貨店のカメラ屋さんも、建て替え前にお店を閉じてしまわれた。
こうなってくると、フルマニュアルの昔ながらのカメラのほうが、実は長持ちしてずっと使うことができるという、なんとも言えない状況になってしまうかもしれない。
カメラは耐久消費財だというのは、今は昔。
電気仕掛けになったことや、ICチップなどがたくさん取り付けられた状態になったことで、機械的にはどこも悪くなくても、それを制御する回路のほうが先に死んでしまう。
そして、その部品は6年という括りで手に入らなくなり、修理ができないという家電製品と同じものになってしまった。
便利な世の中になったはいいけれども、ずっと長く使うということは難しい世の中になってしまったのかもしれない。
そんなことを、行きも帰りも60年前に作られた、それでも現役バリバリで1時速100km以上でぶっ飛ばす電車に乗りながら考えた。