20220331 今時珍しく、1本1000円しないフィルムを見つけた
フィルムの値段がどんどんと上がっている。
使う人が少なくなってきたのだから、需要と供給の関係から行くと、値段が上がって当たり前といえば当たり前。
ちょっと前まではアマゾンでも1本あたり1000円を超えない価格でカラーネガフィルムを買うことが出来ていた。
しかし、今やKodakの安いKodakCollarPlusやKodakGold200でも、1本あたり1000円を超えるようになってしまった。
それこそ、20年前の価格からすると10倍近い値上がり率になっている。
そんな中、たまたま立ち寄ったいつものカメラ屋さんで、FUJIFILMの36枚撮り3本セットが税込み2880円で店頭に並んでいる。
一本あたり960円。
ギリギリ1000円を超えていない。
ここのところ、Kodakばっかりだったから、FUJIFILMのカラーネガを使いたいと思っていたところでもあったので、買うことにした。
それにしても、ここまで値上がりしてしまうと、カラーはデジタル、モノクロはフィルムという風に使い分けた方が良いところまできているかもしれない。
モノクロフィルムは、トライエックスなどでも1本2000円弱しているが、自分が愛用しているORIENTALのSEAGULL100などは、まだ700円あれば購入できるので、こちらに関してはしばらく心配しなくても良い感じではある。
ブローニーに関しては、ちょっとおいそれとは手が出せない感じではある。
KodakGold200のブローニーフィルムが発売されるということらしいけれど、まだ実物を目にはしていないし、値段がどれくらいで市場に出てくるのか皆目見当が付かない。
ましてや、ここに来て急速に進んだ円安。
これは流石にちょっとなぁという感じでもある。
ちょっと前は、印画紙も安かったので、自分なんかは空き缶を使って針穴写真機などを作って遊んだりしたのだけど、それも難しくなってしまった。
2022年は、もしかしたら写真に関する節目の年になるのかもしれない。
そんな気がしないでも無い。