Cherry
天気の子 シネマサンシャイン。
「君の名は」の時と同じく、映像(雨の飛沫とか凄い)に関するこだわりは偏執的な物を感じた。言ってみれば新海監督が描きたい映像のためにストーリーがあるのではとも思う。
なので当然?、のことながら内容としては大人の鑑賞に耐えるものになっておらず、主人公の女の子が能力を身につけることになった動機付けの弱さ(考察では色々と語られてるから察しろってことなのかな?)とか、拳銃を手に入れてしまう意味とか、青春のモヤモヤをサリンジャーの本で表現するとか、全体に漂う誰に向けて出してるのかわからない厨二感、童貞感などおじさんが見るには居心地が悪すぎた。
声優陣も俳優が演じている部分が多くそこも気になった。顔が浮かんできちゃうんだよね。倍賞美津子さんはやっぱり凄いと思うけど、本田翼ちゃんは正直声も大根だな。
でも若者や女性が見たら結構楽しめるのかも。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?