✨私の中に娘がきた日✨
今から約30年位前、私が20歳の時に娘を生んだ。
私の中に娘がきた時、私は花博のパレードで
ダンサーとして踊っていた。
その当時付き合っていた彼がいて、
でも子供が出来るとは思ってなかった。
私が高校2年のとき、腹膜炎で入院した際に
医者から「卵管が癒着してしまってるかもしれない。
子供は一生産めないと思う」といわれていたから。
その時はショックだったけど、「そうなんだ」って
結構あっさり受け入れられた。
今思えば何故だかわからないけれど。
まだ若かったし仕事も楽しかったから、
娘が私の中にきた時は「え?」って正直迷った。
でも産婦人科で超音波のエコーを見たら、、、
小さな小さな心臓が動いてるのを見て
愛おしくなって、この手で抱っこしたい。
「産みたい」と強烈な母性がでてきた。
それから流産しかけたり、つわりがひどくて
食べれなくて5kg痩せて点滴したり、
色々あったけどそんなことはお構いなしで、
私の中の娘は順調にすくすく大きく育ってくれた。
私は今でも思い出す。
私の中にいた娘がぐるん、ぐるんとお腹の中で
まわったりお腹を蹴ったりする胎動を。
それがたまらなく好きだった。
あれから30年、娘は結婚して優しい旦那さんといる。
そんな娘を見ていると、あの時産んで良かったと、
生まれてきてくれて、私を母として選んでくれて、
私を母親にしてくれてありがとうって思う。
本当にそう思う。。