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いろいろ変化した8月
信頼できなくなった日
前回の記事で、「社員並みに働いてる」と書いたと思うのですが、日報に書いてもなかなか人員が増えず改善もしなかった。そんな日々を過ごしていたある日。その日は福祉相談員の方との面談があったので久しぶりの施設内でのお仕事でした。この際だから直接事業所の管理者の方に相談しようと思い、日報にその旨を書いて施設内でせっせこお仕事していた。
なかなか呼ばれないな、と思っていたらようやく呼ばれたのはお昼過ぎ。時間で言うと13時30分頃。そんな帰り際に呼ぶなよ…と思いつつ相談室に直行。
管理者の方(以下Hさんと呼ぶ)に今の施設外の仕事量とか私が抱えてた不安などなどを全部言った。言ってやった。相談というより、こんなことで悩んでいる、という私の気持ちを開示した。特に何度も強く言ったのは「体調やメンタルが悪いのにも関わらず休めない、休みづらい」こと。この時の私ははっきり言って甘ったれだったかもしれない。でも単純に、休みたい時は休んでいいよ、って言って欲しかったのかもしれない。だが、Hさんから言われたことはずっと心に深く傷として残り、今でも悲しみと怒りが混ざった感情になってしまうぐらいだった。
「休まず来るなんて、社会人として当たり前だから。出来て当然」
その日から、Hさん含め、職員さん(一部を除く)のことが信じられなくなった。
同じ障害を持つ友達に相談
ただただ私の心の中で燻るごちゃ混ぜになった感情を聞いて欲しかった。こんなにもメンタルがやられているのを知って欲しかった。そう思う私は考えが甘いのだろうか?社会人として当たり前。正直、そんなことは言われなくても知ってる。だけど、それをサポートされながら訓練する場所がここ事業所である。ハッキリと言わなくても良くない…?あの面談でも私は言った。
「そんなことは私も言われなくとも知っています。ですが体調が悪い時はこれ以上悪化しないためにも休んだ方がいいと思うし、主治医にもそう言われています」と。そうしたらHさんが反撃に出た。
「じゃあ、俺にどうしてほしい?出向先に伝えたほうがいい?何してほしい?」
私はこう言われた途端、何か力が抜けたというか、無気力になった。全てを諦めた感情に似ていた。この人に何言ってもダメだ、とね。
相談したはずなのに、帰る車の中ではモヤモヤが収まらなかった。私はすぐに闘病垢に事の経緯をツイートした。(今はポストするというのか・・・)
そしたら、私の小学生からの友達がすぐ反応してくれた。「当たり前って何だろうね?ゆっくり自分のペースで就労させてくれる場所じゃないのかな?」って返信してくれて、涙が出た。そうだよね、そう思うよね。私もそう思ってた。ゆっくりでいいから自分のペースで前に進んで行きたかった。明らかにここ1〜2ヶ月で目まぐるしい変化だった。例えるなら、今までゆっくり歩いていたのに、急に新幹線に乗せられる、みたいな。(伝わるか?)とりあえず、この急な変化に心が追いついてこなかった。
そして友達からは、B型作業所の見学だけでもしてみなよ!と言われ、私もそれを視野に入れつつ、毎日を惰性で生きていた。こんな時にいつも救ってくれる友達、本当にありがとう。
主治医にも相談
事業所であった出来事は全て主治医にも相談するようにしている。通院の日、上手く人に伝えられないのでいつもどんなことがあったのかをメモに書いて先生に渡している。その日もメモを書いて渡した。先生はそれを読んで、
「こんなこと言われたの?なかなかにひどいね」と言った。
やっぱり先生もそう思いますよね!?と思いながら激しく首を縦に振る私。
前々から事業所に通い始めてからメンタルがどんどん下がっているから、あの事業所を辞めたほうがいい、と先生に言われてきた。前までは居心地がいいから〜とか、お金が〜と言って辞めるのを渋ってた。案の定今回も先生は辞めることを勧めた。
「信用できない職員がいる中で通所するの辛くない?辞めたほうがいい。メンタルにも悪影響だし。」
私は考えた。本当に辞めるべき時が来たのではないか、と。でも今障害年金申請手続きでそれどころじゃなかったので、先生には
「障害年金が申請できたらその時考えます」と伝えた。
先生も、そのほうがいいよね、不安も少なくなるよね、と賛同してくれた。
先生から言われてきた、事業所を変える事、そろそろ真剣に考える時が来たのかもしれない。
他の職員さんに言われた衝撃の一言
あの面談の日から、無気力ながらも施設外で仕事に勤しむ私。そんな時、いつも施設外についてきてくれる職員さんから声をかけられた。
「そらさん、Hさんから面談の内容聞いたよ」と。
どうやら私が休みずらいと言ってたことを心配して話しかけてくれたみたいだ。
「私なんかよりそらさんの方がPCや機械に詳しいし、そらさんが居た方が安心感があるのは事実だけど、そらさんが休みの日は私たち職員が何とかするし、実際何とかなってるから安心して頼ってよ!何も心配することないよ。」って言ってくれた。心から嬉しかった。その日来ていた職員さん2人は私の数少ない信用できる人たちだ。少し心が軽くなった。
その後も職員さんはいろいろ話を聞いてくれて、悩みも打ち明けた。そしたら職員さんから、衝撃的な一言を伝えられた。
「Hさん心配してるんだよ、そらさんがまた来なくなるんじゃないかって」
その時は驚きすぎて、「そ、そうですか」しか言えなかった。誰が、心配してる、だって??
Hさんが心配しているのは私じゃなくて事業所の心配だ、と心で叫んだ。最近、うちの事業所は結構な人数が辞めたり来なくなったりしていた。ネームプレートを見て、「そういえば前話したことある○○さんいないなぁ」と何度も思うぐらいに。そしてHさんは自分の事業所を評価し、周りの事業所を下げる言い方をする人だ。私も前に言われたことがある。
「うちの事業所は就職率がいい。悪い事業所は入ったら就職させないことがある」ってね。
それを思い出して、「ああ、心配してるのは辞められると事業所にとって不都合だからかな…」と思った。所詮そういう人なのである。
これからは自分の意見をハッキリ言いたい。
まだまだこの先、この事業所にいる限りは避けて通れない面談。その時はハッキリ言いたい。
「あなたの発言で傷ついたんですよ。接し方を見直した方がいい」と。他の職員だってそうだ。これは私だけでなく、他の利用者さんもによくあることだが、障害の特性は人それぞれだ。苦手でも頑張って自分なりに仕事をしている人もいる。それなのに頭ごなしに叱るのはいかがなものか。うちの事業所にいるんですよ、そういう職員。私が一番嫌いな職員だ。一方、うちの社長はとてもいい人。障害者の対応に慣れていらっしゃる。流石社長、と言ったところだ。そんな社長に一生懸命ゴマをする嫌いな職員。見ていて見苦しい。自分の事業所を過大評価するのは構わないが、周りの事業所を過小評価している暇があるならば、自分の事業所の在り方と職員たちを見直した方がいいのでは?正直、職員の質は終わってますよ。
もし辞める時が来たのならば、私はハッキリ言う。言ってやる。
「あなたと〇〇さんという職員が嫌すぎて、もうここにはいられません」と。
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