自分より不幸な人を探すのは、もう辞めよう
上を見ろと人は言う。
下を見るなと人は言う。
自分が幸せじゃないと感じるとき、上なんて見れない。
だからって前を向くことさえ、選択肢にないとき私はついつい下を見てしまう。
上にいけないのなら、下を見て自分が上であることを無理やり錯覚させようとする
辛いことを辛いことで上書きをするという、なんとも黒い生き方だ。
漫画の主人公がボロボロになっているのを心のどこかで待っているのだ。
何歩か譲って、フィクションの世界はそれでいい
それも楽しみ方の一つだと、ぐっと唾を飲み込もう。
だけど、現実の世界でそれを求めるのはやっぱり違う気がする。
何も向き合ってない、何もしていない
ただ、この状況を消化できていない自分を直視できていないだけなんだ。
ほら、こうやって文章にすると嫌でも自分と向き合ってしまう。
見ないように見えないようにしていた霧がかったものが少しずつ形を表していく。
何をするべきか、何がしたいのか、どう行動するべきなのか
分かっていたはずなのに、理由をつけて見ないようにしていた。
見る必要のない下を見て、正解なんて出てこない検索欄に悩みをぶつけて、
顔も分からない人の意見に踊らされて。
全部わかってる。わかってる、、、はずなんだ。
一人で何もできない臆病者にかける言葉はあるのか?
周りを気にするな。格好悪くてもいいんだよ。
もういっそのこと人の意見を聞くな。天に選択を委ねるな。
間違ってもいい。戻ってもいい。
「自分の人生、自分が主役じゃなきゃいけないんだ」
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