蠍座 上弦の月
8月13日 蠍座 上弦の月
私たちの無意識、自覚できない領域に対する情報が勢いよく広がるというエネルギーが強調されている天体配置の元で、蠍座にて上弦の月となります。蠍座ということで、その情報は深く、重厚で、真に迫るという雰囲気があるように感じます。
日の出の位置のメッセージが「くまなく情報が流通する」なので、「人々に広まっていく」要素が強調されているようです。
自覚できない領域の情報で、かなりのメッセージが勢いよく伝播していくような気配があります。火星的な勢いなので、爆発的速度、かなり急かされるようにざわざわとした感覚を、なんとなく感じた人もいるかもしれません。
個人を完成させていくための習慣や奉仕活動などの仕事、健康管理という部屋にある蠍座の月は、言語で自分を表現する、あるいは自分を表現していくための学びをする、という太陽と手放しを迫るかのようなプレッシャーの配置にあります。
表現しようとしているソレは、本当に、真の己の在り方なのか?と。
さらに、無意識下に存在する価値観を刷新させるという天王星が、この太陽と月に対してもそれぞれに葛藤させたり横槍を入れたりするような配置にあります。
表現しようとしているソレは、本当に、真の己の在り方なのか?
表現しようとしているソレは、本当に、真の己の価値を顕わすものなのか?
価値観を刷新するにあたって、
これまで受け継いできたものを一度壊すんだよ、とでも言いたげな冥王星は、
天王星を手助けする配置についています。なんという連携プレー。
私たちの預かり知らぬところで何かを刷新するような大量の情報が
爆発的に、爆風に乗ってぶわりと広がる。
大いにざわつく何かに吹き飛ばされないよう、私たちは自然と
自分の心に、しっかりと掴んでおく本当の自分というものを確認しようとする。
しかしそれでさえも「それでいいのか?」という一瞬の迷いをも生じさせる。
【「これからの自分」が たいじにしていきたいもの。】
【水面に映るわたしは未来のわたし】
【その水面下で深く深く、守っていくもの。なにものにもさらされない、ゆるがない。】