4月6日父が突然倒れた。 定年を迎えてから孫の世話が趣味になった父にすっかり頼りきっていた。 父は倒れても「大丈夫。もう少しでよくなるから、このままでいい。」 と母に言い続けていた。 母は父の言葉を信じ、孫もいるしと救急車を呼ばずにいた。 私が帰宅後、救急車を呼んだが遅かった。 心原性脳塞栓症父の右脳が半分ダメになってしまった。 父はきっとみんなを心配させないために、「大丈夫」と言い続けてくれたんだろう。 でも、その優しさと引き換えに父は左半身の自由を奪われた。 私が父に
小さい頃の夢は沢山あった。 お医者さん、看護師さん、CA、お嫁さん、自分のお母さんみたいな専業主婦、警察官、学校の先生、幼稚園の先生、ディズニーランドのキャスト… テレビで見たもの全てというくらいなりたいものは沢山あった。 この中で叶えたものは、お嫁さんと専業主婦とディズニーランドのキャスト。 1番なりたかったのはキャストだったんだと今は思う。 私は静岡県の三島市に住んでいる。 小学生の頃からどうやったらディズニーで働けるのか考えていたのは覚えてる。 でも、両親に言っても「