いつも隣にあるのに意識できないもの
そういえば自分も絵を描くために四国に行って歩いてたことある1週間くらい。
テント持ってバックパック背負って1人で。
山上で泊まった時は初めて死を意識できた(生きてるって感じた)
「一歩も歩けない」という言葉通りの経験もした。
家に帰ってから風呂に入った時は温かいお湯で体を流せる事がどれだけ贅沢かって思ったなぁ。
経験したことがない恐怖が死を意識させる
山上では今まで聞いたこともないような、すごい風の音の中、凍えながら夜を過ごした。そんな風の音に混じってトタンを叩くような大きな音が聞こえてくるんだよ…
それは今までにない体験でとても怖かった。
次の日は風も止んで晴天だったけど、その音の正体を見れた。
遠くに見えるエスケープルートに巨大な雪の塊が落ちていく音だった。あんなの直撃したら終わってただろうな。
生の隣に死はあると、頭でわかってるよりリアルに肌身で感じることは結構大事だったりする。いつも隣には死があると分かると不思議と見えてるものが違ってくる。