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流木からの台座作り

 基本的にはアクセサリー作りをメインにしているので、あまり置き物を作ってこなかったのですが、最近は少しの時間を見つけたら置き物も作っていこうと思っています。

自然からうまれた素材を使いたい


 置き物にする場合、加工や応用、印象を考えて木材を台座にしたいと思っています。自然から生まれたものと自分が作る宇宙モチーフの生き物などが融合できたら、きっと素敵なものになるなと思っているからです。

今回お見せするのは地元和歌山の森の中、渓谷などで拾ってきた流木で台座を作っている所を少しご紹介します。

拾ってきたものは製材されているわけではないので形は整っていませんが、だからこそ感じられる味わいもあると思います。

 

ワトコオイルの仕上げています



 カットしたり穴をあけたり、ヒビなどがあればボンドを添加して補強したりして、自然の形をなるべく残すように加工します。

 台座として使えるように形を整え、オイルフィニッシュで仕上げて磨いていきます。 使っているオイルはワトコオイルのダークウォルナットカラー。 深みのある色が気にって使っています。

右がまだオイルを塗っていない方です。左が塗布後

使用中は匂いがありますが、乾燥すると気になりません。
塗布後はミニリューターでバフ掛けして光沢を出していきます。

 この木は何の木かはよくわからないのですが、とても硬い木です。でも、手触りがすべすべしてやわらかさを感じます。木の良いところですね。

今回の台座は雨宿りするカエルの置き物に合わせるためにつくりました。

作品のたどたどしい形に、いびつな台座は似合ってるんじゃないでしょうか(;^_^A

 しかし、なかなか良い木を探すのは大変で、台座に合わせたいガラス作品やアイデアはあるのですが前に進みません。加工用の機械があるわけでもないので、台座をつくるだけでも結構大変。
需要が増えれば、設備もふやして生産効率を上げたいところです。

 
 という事でいかがだったでしょうか? 簡単ですが、こんな感じで台座を作っていますよって言うお話でした。もっと良い作品ができるように少しずつ進めていきたい事のひとつです。

ただの台座だけでなくもっと自由な感じに仕上げていきたいですね。
それには良い流木との出会いが必要です。まあ良い流木と出会うかどうかも、これも一つの縁でしょうか?

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