一等ドローン実地の机上試験の心構え
私は一等無人航空機操縦士試験(マルチ)を
限定解除含む全て取得したのですが、
この机上試験は非常に苦手でした。
それについて今回は書きたいと思います。
試験時間と問題数
この机上試験は試験時間10分ととても短いです。
問題数は5問。
単純に1問2分で回答しなければなりません。
この短さがとてもプレッシャーになりました。
しかも問題用紙は確かA3サイズくらいの大きな紙でした。
※紙のサイズ規格が違ってたらすいません、ですが大きい紙です笑
この大きな問題用紙に、小さな字で問題が書いてあります。
これやっぱり中年くらいになると厳しいですね。
老眼鏡は忘れずに!
用紙には、課題となる飛行計画の図面と概要、
天候や風速
機体の仕様書
そして設問と回答群が記載されているので、
かなりギッチリと記載されています。
手元に来て見て、感じたのは「ウワ!細か!」って感じでした。
この時点で少し焦ります。
アセるな危険!です。
問題の内容
机上試験の問題の内容については
各受験する内容に応じた飛行計画についての設問です。
例えば、目視外であれば目視外に関すること、
夜間であれば夜間飛行のことに関連した内容となります。
試験要項を読むと
留意事項(例)として
・航空法等の法令遵守
・安全確保措置
・機体の仕様、限界事項
・自動飛行機能の設定(自動飛行する経路、危険回避機能の設定等)
と記載されておりますので、
設問としては、だいたい上記のことが問われます。
1問あたりの不正解で5点減点で大きいですから
パーフェクトを狙いましょう。
回答法
では私がやった試験の回答法を書きます。
攻略というほどの内容でもないので
回答法としてます。
「サラッと飛行計画概要、機体仕様、天候の前提条件を見る」
「各設問を読み、前提条件を確認し回答する」
人というのは、だいたい用紙の上から読んでいくと思います。
上から読むと、飛行計画概要から始まります。
ここの記載が細かいので、
全てを理解しようと思うと時間が足りません。
飛行計画概要を読む→設問を読む→また飛行計画概要を確認しながら回答する。
これだと飛行計画概要を2度読む事になります。
この時間を少しでも短縮しようという考えです。
なので、まずはサラッと斜め読み程度に20秒ほどで飛行計画概要の確認します。
どんな計画なのかざっくり知るわけです。
ここからが本番、
各設問を読み込んで、前提条件を確認し回答していきます。
例えば、
提示されている飛行計画に対して
操縦者の保持資格や機体性能の前提条件を確認
飛行できるか否か、
どうすれば飛行可能になるか?
を回答群から選んでいきます。
意外と迷う答えも多いので、
なるべく設問を考えられるように
プラス最後の見直しで1分くらい
時間が取れるように配分してください。
勉強すべき点
先ほども書きましたが、
試験に出る内容としては
・航空法等の法令遵守
・安全確保措置
・機体の仕様、限界事項
・自動飛行機能の設定(自動飛行する経路、危険回避機能の設定等)
主にこのような範囲になります。
航空法上、飛行して良いのか?
その場合の安全対策はどう考えるのが正しいか?
自動飛行の設定要件は正しいか?
といった内容になりますので
教則に書かれている内容を何度か読み返して見てください。
この書いてある内容を実践的に聞かれます。
まとめ
実地試験という事で
みなさん操縦のことばかりに気が行きますが
それ以外の試験科目も減点が大きく取られます。
その事を理解して一発試験に挑みましょう!
やはり10分の制限時間の中で
やけに細かい問題用紙が来ますので
焦ります。
焦らずに着実に設問を理解して回答しましょう。
尚、アップルウォッチなどのスマートウォッチは
電源OFFでカバンにしまうように言われますので
この点もご注意。