「られる、される」はなるべく使わない方が良い
られる、されるという言い方は複数の意味に解釈できるため、誤解が起きやすくてメリットがありません。
例↓
A「チョコレートケーキが食べられた」
これは、
「誰かに食べられた」という受け身の意味にも取れますし、
「食べることができた」という意味にもなります。
ここで言う食べることができたというのは、例えば人気で中々買えなかったケーキを食べることができたみたいな感じです。
B「電話で説明されただけでは、手続き完了となりません。」
これは「誰かから電話で説明された」と受け身にもなりますし、
「あなた様が電話で説明された」という尊敬語にもなります。
このように「される、られる」は、1受け身、2尊敬、3可能、4自発という4つの意味を持ちます。
しかし可能表現は「れる」に代替えでき、「される、られる」は受け身のみでいいのです。
”礼儀”を大事にして相手に無駄な負荷を与えるならむしろ無い方がいいです。
無駄を省くことで話し手、何より聞き手の負担が少なくなって、コミュニケーションがもっとやりやすくなります。
ご参考までに。