自分中心に生きる

ゴールデンウィークを振り返って。
仕事もしたけれど、気になっていた片付けの時間、趣味の時間、友人とどうでもよい話をする時間、家族との時間など充実した楽しい時間をたくさん過ごせたと思います。

ここ7~8年ぐらいは、世間は連休とはいえ私はほとんど仕事三昧で、イベントは実家の手伝いと実家で親戚と会うだけ、あとは食事に出かけるぐらいであまり楽しくないGWでした。
楽しい時間もあったはずですが、仕事が気になったり人に気を使ってばかりで、心の底から楽しいと思えませんでした。
実家の手伝いでペースが乱されるし、やらされている感があって、むしろGWが終わったら「これで自分のペースで仕事ができる」と嬉しく感じたものです。

今年はずいぶん思い切ってマインドを変えることができたと自分を褒めてあげたいです。
普段は老親への孝行をそれなりにしていますが、今回のGWの手伝いは、いつもしている週一回の買い出しのみ。
自分のやりたいことをする時間を確保して、罪悪感なしに仕事をしない時間も過ごすことができました。

私が考えを変える大きなきっかけとなった本は
石原 加受子さんの著書でした。
タイトルは、「もっと自分中心でうまくいく―「意識の法則」が人生の流れを変える 」

ここで書かれている「自分中心」とは「自己中心」いわゆるジコチューのことではなくて、
「自分がありたいように生きる。自分がやりたいことする。」ということです。

反対語は「他者中心」です。

利他的であること、人のためにしてあげたり人が喜ぶかどうかが思考や行動の基準になっていた私は、
自分の思うように生きられず、「苦しい」「悲しい」といつもいつも思っていました。

「他者中心」が当たり前になってしまっていて、
自分の思うように生きるということがどういうことなのかさえわからなくなっていました。

仕事中毒だったのも、「他者中心」であったからこそ。
心身共に自分を大切にすることを忘れてしまっていました。
10数年間にいくつかの臓器と心からSOSが発信されていたのに、それを無視し続けて、頑張り続けました。

この本を読んで、「自分中心」でいいんだと思えたのはとてもとても救いになりました。

それでも長年持ち続けた考え方というのはなかなか消えません。
いまだに日々葛藤しますが、ずいぶん自分のものにすることができてきたように思います。

もう一冊、時間の使い方が書かれていて、こちらも自分を大切にすることに役だった本です。
限りある時間の使い方(オリバー・バークマン)

時間管理、タイムマネージメントの本を探していて読んだ本ですが、もっと本質的なことが書かれています。
人生の時間は有限で、「やりたいことはいつかやろう」の「いつか」は永久に来ないこと。
だから、やりたいことは今やろう。という内容です。

家族や周りの人、仕事ももちろん大切です。
でも、自分が一番大切にするべきなのは自分です。
体と心を大切にする。
自分がやりたいことを今やりましょう。
自分がありたい自分でありましょう。
自分が幸せに生きることができて、はじめて本当に他者にも分けることができるのではないかと思います。

まだまだできていないこと。
マインドの中心に持っておきたいことなので、ここに記します。

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