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ちえの環 「最新のテクノロジーを扱うには、それなりの意識レベルが必要なこと」 #10

ここで六角形の最終形態となる⑥番目の形がこれだ。

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この形は、わたしが何年もかけて六角形を考察し続けた結果として、浮かび上がってきた形だった。

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この形は無限大♾という意味で使われるお馴染みのマークだ。

この形は元々はウロボロスといって、蛇が自分の尻尾を飲み込んでいる絵から来ている形だ。

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この蛇の形のウロボロスの起源を遡ると、紀元前1600年前のエジプト文明にまで遡ると言われている。

意味としては、破壊と再生、死と生、循環、永遠、完全、無限大など様々な解釈として用いられている。

まさに陰陽の性質と同じだ。ここで、この「8」にも法則がみられることに気づいた。

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これまでに話したように、陰陽はお互いに作用し合い存在するものであり、また逆の要素に転化するという性質がある。

つまり「8」のようにグルグルと循環しながら巡っているという事が分かる。

時代は繰り返されるというが、これも8の法則に基づくのだ。また、昔流行ったファッションや歌など、今風にアレンジすることで再流行するのもこの法則が働いている。

故きを温ね新しきを知るという言葉があるが、物事は変化しながらも、必ず過去になぞって循環しているのだ。新しい発想を見つけるには過去のものにヒントが隠されている。この仕組みを知ることで、先回りして流行や開発に役立つアイデアやヒントを知ることができる。

さらに、このお馴染みの♾の形は上から見た形だ。別の視点から考察を深めていくと8の別の姿が見えてくる。それが横から見た形だ。

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この♾は横から見ると、バネのように収縮しながらも、螺旋状に描きながら成長していく形が浮かび上がった。先ほど述べたように、時代は変化しながら繰り返されるという法則の正体はこの形にあったのだ。

また、日本では八は末広がりを意味し、広がっていく形なのだ。奇しくも漢字の六の蓋を開けると中から八が出てくるようになっている。

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見たまんまで、六の中に八が隠されていたのだ。

六角形は渦を巻きながら相互に作用し、太極を作り出している。さらに螺旋状に伸縮を繰り返しながら成長している。宇宙そのものを連想することが出来る。

この螺旋状のものは神社のしめ縄でも見られる。しめ縄とは、もともとは2匹の蛇が交尾している形から来ているのだ。今では結界の意味で広く使われるが、本来の意味は始まりと終わり、破壊と再生を意味するのものである。さらに大きく循環や調和の意味をもつ。最初のウロボロスの形に通ずるものがある。

それが螺旋状に絡み合う形で、統合の形を表している。この統合というキーワードが、まさにこの先の時代の流れになるのだ。


それぞれの文明は、この2つのサイクルが一旦完結することで、次の螺旋へと登って行く仕組みになっている。

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つまり、わたしたちは今までの物質文明の最新の技術を持って、新しい陰の精神文明へと移行して行くのが仕組みだ。

わたしたち人間の意識がこれまでの時代のように利己的主義、物質的主義の意識では自分たちが作り出したテクノロジーをコントロールする事が難しくなってくることだろう。

重要なことはこの先、最先端のテクノロジーという技術を扱う為には、わたしたち人間の意識や思考、潜在意識や才能の使い方などのレベルを上げる必要があるのだ。

わたしたち人間の意識の在り方に偏りが出てしまうと、便利な道具もたちまち身を滅ぼす道具に代わり得るのだ。

これからは1つの物を扱うには、それ相当に人間性も伴っていなければならないのだ。

さらに、あらゆる法則から見た時わたしの予想では人工知能には感情が生まれ、人間とロボットの区別がなくなっていく事だろうと考える。

さらに、人間の身体と機械の融合も充分に考えられる。その中で人間の生死の価値観まで変わってくることも予想できる。

そのような未来に、ロボットと人間の最大の違いは何であろうか。わたしはそれは遺伝子にあると考えている。

この♾の横から見た形は遺伝子の形と似ているとわたしは思った。

この遺伝子の中に眠っているあらゆる情報こそが、人を人らしくするものであると考えている。それこそが個性というものに繋がるのだ。

この個性という原石を自分の中から見つけ出し、磨いていく事がこれからの課題であると考えている。
この六角形の仕組みを知ることは、意識の成長に大いに役に立つと考えている。そして、薄れかけている日本人特有の文化や精神性が目を覚ますことで、新しい世界の秩序を作っていくのではないかと感じている。


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ここまで、わたしの頭の中にあった六角形の仕組みを書き出して来ました。

整理整頓がまだ出来ていない部分も多々ある為に、言葉や説明が足らないことや、話が前後してしまいお見苦しいところがあったかと思います。

また、シンプルで簡単なものなのに文章にする事で難しくなってしまうこともありました。それにも関わらず、読んで下さった皆さまに心から感謝致します。ありがとうございます。

今後は、六角形の仕組みを更に詳しくテキストを作って行き、ひとりでも多くの人に知って頂く為に活動して行きたいと思っています。

以上で六角形の仕組みはまだまだ続きます。その後は次は8の話、実践に向けた自分の個性を引き出す八百万の神さまの岩戸開きの話をしていきます。

今後とも、これに懲りずに是非お付き合いください。


                   澄空





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