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「わからない!」が「わかった✨」になる瞬間の楽しさに脳みそ覚醒

ドヴォルジャークの歌曲レパートリーが10曲を越えたらチェコ語を習おうと漠然と考えていたのに、とっくに超え・・・二の足を踏み、2年以上の時が流れた。
卯年🐰だし、あやかってジャンプしてみようっ!と、ついに重い腰を上げてお正月からチェコ語にチャレンジ。

初回レッスンで「何か知っているチェコ語はあるかしら?」と聞かれ、短い歌曲の歌詞を思い出して言ってみた。
「Super!*@:$%&;/$%&'`*~」と熱量高いコメントをいただいているようだけど、全く理解できない、それどころか単語の切れ目さえ聞き取れない・・・前途多難というか難しかない💦

「ナチュラルに詩の朗読をしてるので、当然会話もできるものと思った。どうして話さないの?」と・・・・
それが出来たら苦労はないのよ😢
初回は闇の中で探し物もわからないまま手探りしているような感覚。
3回目にして、ありがたい事に先生のほうが「これは理解していない」と察知してくださって、徐々に楽しくなって「Ahoj! Ahoj!(=ciao!)」と閉じることができた。
「わからない!」が「わかった✨」になる瞬間の楽しさに、久しぶりに脳みそが覚醒した感じ。

イタリア人にイタリア語を、フランス人にフランス語を・・・と母国語とする先生たちにお世話になり、新しい言語を学びだすといつも感じること。
どの先生も自分の生まれ育った地をとっても愛していて、それを誇りに思っている。
だからこそ自国の言葉を大切に思って、きちんと伝え、教えたいと熱意を持ってくださっていることをひしひしと感じる。

チェコ語の先生も同じく、レッスン後に地図を見せながらチェコのステキなところについていろいろ話してくれた。
「ここはビールで有名な街があるの、ワインはここね!」
「このあたりは温泉があってね」
「この地域は冬に山が真っ白になるの」
「ここは美味しい焼き菓子が有名な地域」
「Bataって靴、知ってる?ここが発祥よ」
「独特なパンがあって、とっても美味しいの」・・・・unstoppable😉

私が日本語を誰かに教えるとしたら、どれだけ日本のことを熱く伝えられるかしら?
イタリアに住んでいた頃、自分が日本のことをほとんど知らないと痛感し、帰国後に日本国内で訪れたことのないところに目が向くようになった。

自分の生まれた場所、過ごしたことのある場所、何度も訪れている素敵な場所、いろいろあるけれど、今年は気になるけれど一度も足を運ぶことが出来ていないところに一歩を踏み出してみようかな。

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