リサイタルに向けて、新しい曲に挑戦!!
2022年10月、約3年ぶりとなるリサイタルが決定!
去年のnoteには
将来「リサイタル」の日程が決まった瞬間に、その1日を目指すことが生活の中心となり、気持ちも一気にその1日のために集中することになるでしょう。またその日がくることを望んでいる自分がいます。
ということを書いていました。
(詳しくはこちらに記しているのでご覧ください↓)
今まさに、そのリサイタルを目指す生活が始まっています!
早速ですが先日、今回アレンジも担当してくださるピアニストの榊原大さんと打ち合わせを兼ねた練習を行いました。自分1人では思いつかなかった選曲やアレンジのアイディアが飛び出し、俄然やる気が湧いできました。
プログラムを進化させる!?
まず、私が考えたプログラム案とそれらの楽譜を揃え、事前に大さんへ送っておきました。そして、実際に音を出しての打ち合わせ。大さんも、私が送ったプログラム案や楽譜を見ていろいろと思案してきてくれ、早速アイディアを出してくれました!
「全体に長調の曲、ゆっくりした曲(例えば、『いつも何度でも』)が多いから、短調やアップテンポの曲が入ると変化があっていいんじゃないかな」
たしか、こういう曲調の歌に偏ったプログラムになっていたかもしれません。私は、クラシック、映画音楽、ポップス、などカテゴリー別に分けてコンサート全体の流れを考えながらプログラムを作っていきますが、大さんにその説明をすると、
「なるほどね! じゃあ、例えば優一くんが好きな、短調の映画音楽ある?」
そのときとっさに思い浮かんだ曲がありました。
(お楽しみのため、まだその曲名は公開しませんが、ヒントは、私が一番好きな映画、『サウンド・オブ・ミュージック』で主役を演じたジュリー・アンドリュースが、他の映画で歌った曲です。)
その曲名を伝えて、早速YouTubeで聴いてくれた大さんは、
「いいじゃん、これプログラムに入れようよ!」
と言ってくれました。私は数分前までまさか自分が歌うと夢にも思っていなかった歌を歌うことになり、ワクワクが止まらなくなりました。
ジュリー・アンドリュースの隠れた名曲に挑戦
この曲、隠れた名曲という感じで、あまり日本では有名ではないと思います。私は大橋美加さんのラジオ番組『ミュージック・プラザ第2部 ポップス(ジャズ・ヴォーカルとシネマの水曜日)』で紹介されていたのを聴いたのが初めての出会いでした。
大橋美加さんやこのラジオ番組に関しては、こちらをご覧ください。
自分の歌人生に大きな影響を与えてくれたジュリー・アンドリュース。こういう曲も歌うんだな、と当時から印象に残っていました。しかし、『サウンド・オブ・ミュージック』や『メリーポピンズ』の劇中で歌っていた明るい曲調とは違い、短調で大人っぽい雰囲気。自分で歌うチャンスがなかったため、記憶の片隅にしまっていましたが、一気に自分と曲との距離が縮まり、最近はヘビーローテーションで聴いています!
歌うと決まり、早速楽譜を買って、歌詞の世界を堪能しています。自分の声でこの曲を歌うとどうなるのか、想像すると今からとても楽しみです。以前にも書いたことがあると思いますが、新しい曲に挑戦するとき、実際に声を出して歌う前に楽譜を眺めているこの時間がとても楽しく充実しています。
練習の経過など、今後の情報をお楽しみに!
コンサート情報↓