30時間の単純作業
さあ、日曜日だ。
日曜日はボクが書きたいことを勝手に書く日だ。
お気楽にお付き合いいただきたい。
アイディア出しあるある
このところ、ずっと単純作業をやっている。
きっかけは、ボクがボクのボスのボスに提案したデータ分析手法だ。
(以下、鼻につく表現が出てくること、予めご容赦ください…)
それは、重要な会議でもなんでもないところで始まった。2人で雑談していたときに「来年の目標についてどう思う?」と聞かれたので、ボクは「来年ボクらに与えられる(であろう)高い目標を達成するためには、今までと同じような手法では無理だ。resourceやbudgetをどこにどのように投入すべきかをもっと絞りこむべきで、そのためには市場のneedsと我々のopportunityのgapを****のような(伏せ字でスマン)手法を使ってvisualizationすべきだと思う。」と返した。
ボクのボスのボスもそれに何かピンときたらしく、「確かにそうだね。それやってみようよ。」という話になった。
そして社内データあるある
この時点では、ボクは社内にいくつか存在するダッシュボードからデータを引っ張ってくれば、それを加工するのはそんなに難しくない作業だと思っていたのだが、調べていくと最も重要なデータが欠落していることがわかった。正しく言うと、そのデータはダッシュボードに割り当てられていない別のテーブルに格納されていて、権限を持っている人がSQLの構文を書いてダウンロードしなければ取り出すことができないのだ。特に機密情報や個人情報でもないので、単にあまり使われることがないデータだからダッシュボードに組み込まなかったというだけのものと思われる。
BIチームに打診してみたが、のらりくらりかわされてしまって、1週間以上経過した。そりゃそうだ。ボク自身もそのデータでどんな資料を作ることができて、それが本当に来年のbudgetに影響するようなものになるのかわからないのだ。しかたないので、その欠落しているデータを「閲覧」することができるwebツールから、手作業でひとつずつエクセルにコピペすることにした。
まだ今の時点では海の物とも山の物ともわからない状態なので、他人に助けを求めるわけにもいかない。ひとりで30時間くらいかかる作業になるだろう…
単純作業は嫌いではない
ボクはこういう単純作業が嫌いではない。
あまり飽きることなくずっとやっていられるタイプだ。
こんな作業の時は、手だけ動かして、頭では別のことを考えていたい。なのでスピーカーをつないでラジオを流し聞きすることが多い。ラジオのいいところは、時間の経過がわかりやすい(ひとつの番組が1時間とか2時間で区切られているので)ことと、いろいろな季節の情報が入ってくるところだ。
例えば、そうめんの美味しい食べ方、靴のカビ防止の方法、紫陽花の名所の情報、めっちゃニッチな雨ビジネスをやってる会社の話、どこかのリスナーの息子が雨で外に出れなくて体力を持て余している話、など…
そんな話を聞きながら単純作業を進めるのは、意外と悪くないんだよな。
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