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桜の季節に思うこと

東京の桜の開花は遅れていたが、3月29日にやっと開花宣言が出た。平年より5日遅く、昨年より15日も遅かったようだ。しかしそのおかげで、多くの公立の学校で、満開の桜の下で入学式を行うことができるのではないだろうか。きっと親御さんは楽しみだろうと思う。

今年はここまでの3カ月でいろいろなニュースが流れた。
正月早々の能登半島地震、羽田空港のJAL機火災、北九州の商店街の大規模火災、宝塚歌劇団のパワハラ問題、小林製薬の紅麹問題など…。そして多くの著名人の訃報も流れ、そのたびにショックを受けた。こんなに立て続けにいろんなことが起きる年はいままで無かったんじゃないかと思うくらいだ。

春は人生のステージが変わるタイミングだ。
小・中・高校、大学への入学だったり、社会人になる人や新しい部署に異動になる人、昇進や昇格する人もいるだろう。ウチの会社は12月末が年度末なので、この時期には特に大きなイベントはなく、ボク自身もなにごともなく4月を迎えようとしている。なので今日もこうやって記事を書いている。

だが、ボクが来年も同じように、なにごともなく桜の時期を迎えることができるかとういうと、それを保証してくれる人はいない。誰だって、いつ事件や事故に巻き込まれるかわからないし、何か重篤な病気が見つかるかもしれない。だから自分の気持ちが前を向いている限り、次のステージに向かって小さくとも歩みを進めていきたい。

ボクはそう思っている。



日本には、いわゆる「春歌」がたくさんある。
その春歌を大別すると、春の儚さや別れを歌った曲と、将来への希望を歌った曲に分類することができ、ボクの知っている限りでは前者のほうが多いように思う。だけど、ボクは将来の希望を歌う曲の方が好きだ。

今年もこの曲を聴きたくなる季節が来た。
来年もまた同じような気持ちで聴けるといいな。

今 負けないで 泣かないで
消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている

人生の全てに意味があるから
恐れずにあなたの夢を育てて
Keep on believing

いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて今を生きて行こう
今を生きて行こう

アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」



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