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兵庫県在住32歳が知事選挙に感動しすぎたので想いを綴る。
西澤です。
昨日は兵庫県知事選挙でした。
今まで生まれも育ちも兵庫県ですが、
こんなにも激アツな選挙は初めてでした。
そして私は、斎藤元彦さんに投票しました。
結果ゼロ確当選で圧勝。
組織票もすごいだろうから22時ぐらいに分かるかな〜?
と思い、先に子どもを風呂に入れたりしていたのですが、まさかの決着で…。
まさか選挙で感動するなんて
色々言いたいことはありますが、とにかく感動しました。
中継で見たら泣いている人もいっぱいいたし、ただ泣いているっていうよりかは、本当に人が逆境から報われた時に見せる、クシャッとした表情で涙を流して斎藤さんの当選を喜んでいる人が多くて…。
誰が勝ったとかどうこう関係なく、その光景に感動しました。
選挙で感動したことなんて、当然今回が初めてです笑
その中、インタビューにも感情を爆発させることなく飄々(ひょうひょう)と語る斎藤さんはちょっと男前すぎましたね。
悔しいことや絶望はたくさんあったと思いますが、それをグッと堪えて、直向きに県民に向き合う姿勢が多くの支持者の心を捉えたのだと思います。
メディアの本質を捉える力の無さ
「SNS戦略で勝った」
みたいな感じで今もテレビなどで分析されてますが、この選挙結果を得てもオールドメディアと呼ばれるモノたちが、未だに本質が見えていないことには呆れました。
今回、兵庫県民からの僕から見て思ったのは、県民の「メディアリテラシー」が正常にあっただけで、SNS云々とか言うよりも県民一人一人が、「本質はどこにあるんだ?」と自分の頭で考えて導き出した結果だと思います。
ビジネスでも、私が常々「人はそんなにアホじゃない」という話はしていますが、デマとか情報錯誤とか、そういうものを正しく取捨選択する力はみんな持ち合わせているということです。人をナメるなよってことです。
それが分かっていたら、もしかしたらいなむらさん他候補ももしかしたら勝っていたかもしれません。他候補は今回の戦いで、県民ではなくて、猛追する斎藤さんに意識が向いてしまっていたのではないでしょうか?
経営者目線で感じた今回の選挙
そして、WEBマーケティング会社を経営している私からしても今回の選挙は非常に興味深く、学ぶことも非常に多かったです。
まずは斎藤さんの当初からの疑惑について。
結局、選挙期間中に色々な事実がめくれてきて、当初言われていたことの多くがデマだったことがわかりましたが、かく言う私も、斉藤さんのことを9月までは信じられませんでした。
家庭でも仕事の取引先との話でも斎藤さんの話題になった時に、「あれだけ周りから言われても辞めないって、何か理由があるんかな…。よっぽどサイコパスな人なんだろうか」程度で片付けてしまっていました。
斎藤さん、本当にすみません。
もしかしたら立花さんみたいな人が現れなかったら、本当に事実が有耶無耶になったまま投票日を迎えていたかと思うとゾッとします。
最初からもっと偏向報道に対して疑ったり、自分の直感とリアルな現場を照らし合わせるようにリサーチするべきだったと思っています。
そしてもう一点。
斎藤さんもご自身で反省されていますが、今までの県政の運営に対してはベターであったとしてもベストではなかったのかもしれません。
なぜかというと、斎藤さんは仕事は多分メチャクチャできるのでしょうが、それについてくる人たちのマネジメントが十分でなかったからだと思っているからです。
会社でいうところの「労務マネジメント」ですが、ビジネスにおいて非常に難しいことの一つとして「いかに従業員に仕事をさせるか?」ということがあります。
おそらく、人を雇う経営者の悩みのほとんどはこれじゃないでしょうか?
基本的に会社において、経営者が一番仕事ができます。
そして、従業員は自分よりも生産性が低いのにも関わらず、毎月決まった給料を保証しなければなりません。社会保険料も半分払います。
ベンチャーだとこのあたりがリアルで、最初の頃は社長の方が手取りが少ないことだってあります。
従業員は給料でユニバや美味しいお店などに行っても、社長の自分は従業員の給料を稼ぐために日銭を稼ぐこともあります。
私も経験ありますが、この時、すごく利己的な感情が…人間のきったない部分がふつふつと、ジワーと出てきますが…なんとか耐えなければなりません笑
そしてめちゃくちゃ手にかけて育てたのにも関わらず、すぐに会社を辞めたり、しれっと横領してたりするものまで現れます。
極めつけには「仕事を強要された」と言ってパワハラされたと言ってくるものまでいます。笑
でも、雇わないと会社は大きくできないし夢や目標を達成することはできません。
あなたと意見が違うものや、最初から嫌味で喧嘩っ早い従業員がいたとしても、チームビルディングをしていかないといけないのです。
私はまだまだペーペーですが、成功している経営者はこの辺がめちゃくちゃうまいし、皆かなりの経験をしてきている。
ただ、そんな経営者でも「毎日のように従業員に訴えられる夢を見る」というのだから、経営者は辛い。笑
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県政も会社のような感覚でできたら…
斎藤さんは今回のことで、もう大丈夫だと思いますが、県政運営も会社のように運営できたら、ダイナミックに兵庫が変わると思います。
社員と違って、公務員は辞めるデメリットが多いので、トップと意見が合わなくてもなかなか辞めることがありません。
だからこそ、その甘い蜜にすがろうとして変なことを企てる環境になりやすいのかもしれませんが、なんとかそこを乗り越えてほしいです。
まだまだ大変だと思いますが、一方で、これからも兵庫県民のメディアリテラシーが健全である以上は監視の目も働くので、これから兵庫はもっといい街になると思います。
斎藤さん、兵庫県民のおかげで勇気をもらえた
今回の選挙で、斎藤さんはもちろんのこと、メディアリテラシーを持って、何が正しいのかを一人一人考えて、実際に行動に移した兵庫県民みんなのおかげで私も勇気をもらえました。
まだまだ自分の中で、ビビっていること。前に進められていないことがたくさんあるなと。
でも、初め日本中からバッシングされて、たった1人で駅に立ち、後ろ指を刺されながらも挨拶を続けて最後は大勝利を収めた斎藤さんを見て、私ももっと踏み出して、発信していく勇気をもらえました。
これからはもっと、兵庫だけでなく、みんなの笑顔のためにやるべきことを恐れず愚直に頑張っていきたいと思います。
斎藤さん、兵庫県民の皆さん、本当にありがとうございます。
またここまで読んでくださったあなたも、本当にありがとうございます。
これからもいろいろ発信していきますのでよろしくお願いします。
終わり